今回はアコースティックギターとエレキギターの違いについてお話しします。
ギターを始めたいけど、どっちを選べばいいか迷っている人も多いんじゃないでしょうか? 大丈夫、この記事を読めば、あなたにぴったりのギターが見つかるはずです!
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アコースティックギターとエレキギターの基本的な違い
まずは、アコースティックギターとエレキギターの基本的な違いを見ていきましょう。
アコースティックギター(アコギ)の特徴
アコースティックギターは、楽器本体から直接音が出るギターです。大きな空洞があるボディが特徴で、この空洞が音を響かせる役割を果たしています。
アコギのメリット:
- 楽器だけで演奏できるので、手軽に弾ける
- 木の雰囲気を生かした見た目が魅力的
アコギのデメリット:
- 楽器から出る音が大きく、音量調節がほぼできない
- エレキより弦が太く、押さえるのが少し難しい
- サイズが大きめ
エレキギターの特徴
エレキギターは、ピックアップという装置を使って弦の振動を電気信号に変換し、アンプを通して音を出すギターです。
エレキのメリット:
- 音量や音色を自由に調整できる
- 弦が細くて押さえやすい
- コンパクトなサイズ
エレキのデメリット:
- アンプなどの機材が必要
- 電源がないと音が出ない
アコギとエレキ、音の出る仕組みの違い
アコギとエレキでは、音の出る仕組みが全然違います。これが両者の大きな特徴なんです。
アコギの音の仕組み
- 弦をはじくと、その振動がブリッジボードから表板全体に伝わります。
- 表板が振動して、側板や裏板にも振動が伝わります。
- ボディの中の空気も振動して共鳴します。
- 最後に、サウンドホールから音が外に出ていきます。
アコギの表板は特に大切なパーツで、共鳴板とも呼ばれています。軽くて音の伝達がよい木を使っているんですよ。
エレキの音の仕組み
- 弦をはじくと、その振動をピックアップが拾います。
- ピックアップが振動を電気信号に変換します。
- 電気信号がケーブルを通ってアンプに送られます。
- アンプで音を大きくして、スピーカーから音が出ます。
エレキは本体だけだと音がとても小さいんです。でも、アンプを使えば大きな音を出せるし、音色も自由に変えられるのが魅力です。
アコギとエレキ、どっちを選ぶ? 初心者のための選び方
さて、ここからが本題! 初心者の人は、アコギとエレキのどちらを選べばいいのでしょうか?
アコギを選ぶべき人
- 手軽に演奏したい人
- 自然な音色が好きな人
- 弾き語りをしたい人
- 静かな環境で練習したい人
アコギは電源がなくても音が出るので、どこでも気軽に弾けるのが魅力です。カフェや公園でギターを弾くのが夢、という人にはピッタリですね。
YAMAHA / AC3R
— エフェフリ (@gakuya_osuten) March 17, 2025
小ぶりで弾きやすいエレアコ入荷してます!!
リードプレイも弾きやすく様々なプレイスタイルにマッチする一本です🎸
普段エレキメインだけどアコギも使うんですって方にめちゃくちゃお勧めしたい! pic.twitter.com/zOPYOF0GoW
エレキを選ぶべき人
- バンド活動をしたい人
- ロックやメタルが好きな人
- 様々な音色を試したい人
- 指が細い人や力が弱い人
エレキは音量調節ができるので、大きな音を出しても大丈夫な環境があれば、思う存分練習できます。また、エフェクターを使えば無限の音色を作り出せるのも魅力です。
動画見返してたら久し振りにエレキが弾きたくなってきました🎸 pic.twitter.com/9FM7i1zCB0
— miruna (@miruna__guitar) March 19, 2025
アコギとエレキの練習方法の違い
ギターの種類によって、練習方法も少し変わってきます。
アコギの練習方法
- コードを覚える: アコギは和音を弾くことが多いので、基本的なコードから練習しましょう。
- ストローク練習: リズムに合わせて弦を掻く練習をしましょう。
- フィンガーピッキング: 指で弦をはじく奏法も練習すると、表現の幅が広がります。
エレキの練習方法
- ピッキング練習: 1本1本の弦をきれいに鳴らす練習をしましょう。
- スケール練習: 音階を弾く練習は、ソロ演奏の基礎になります。
- エフェクター活用: 様々な音作りを試してみましょう。
ギター選びのポイント
最後に、ギターを選ぶときのポイントをまとめておきます。
- 予算: 初心者用のギターなら、1〜5万円程度で十分です。
- 音色: 店頭で実際に弾いてみて、好みの音色を探しましょう。
- 弾きやすさ: ネックの太さや弦の張り具合など、自分の手に合うものを選びましょう。
- デザイン: 見た目も大切! 気に入ったデザインのギターを選びましょう。
まとめ
アコースティックギターとエレキギター、それぞれに魅力があって、どちらを選ぶかは本当に難しいですよね。でも、この記事を読んで、少しは選び方のヒントが見つかったんじゃないでしょうか?
結局のところ、「どんな音楽を演奏したいか」「どんな環境で弾くか」という自分の目的に合わせて選ぶのが一番大切です。それに、最初に選んだギターが合わなかったとしても、後から別のタイプに挑戦することもできるんです。
大切なのは、とにかく始めてみること! ギターを手に取って、音を出して、楽しむことから全てが始まります。