税金の話って難しくて、似たような言葉がたくさん出てきて混乱しちゃいますよね。特に「ふるさと納税」「ふるさと応援寄付金」「特定寄付金」って、どれも寄付に関する言葉だけど、実際は何がどう違うのかわからない方も多いのではないでしょうか?
実は私も最初のころは「ふるさと納税」のことを「ふるさと応援寄付金」って呼んでしまったり、税務署で「特定寄付金って何ですか?」って質問してしまったりと、恥ずかしい思いをしたことがあります。
でも安心してください!今回は、この3つの言葉の違いをわかりやすく説明していきます。これを読めば、もう迷うことなく正しく使い分けができるようになりますよ。
ふるさと納税とは
ふるさと納税は、ご自身の選んだ自治体に対して寄附を行った場合に、寄附額のうち2,000円を超える部分について、所得税および個人住民税からそれぞれ控除が受けられる制度です。
「今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた「ふるさと」に、自分の意思で、いくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか」という考えから生まれました。
簡単に言うと、好きな自治体に寄付をすると、その代わりに税金が安くなって、さらに返礼品ももらえるお得な制度です。
私も毎年ふるさと納税を利用していますが、地方の美味しいお米や果物をもらいながら、税金も安くなるのでとても助かっています。子どもたちも「今年はどこのお肉にしようか」と楽しみにしているんですよ。
ふるさと納税の特徴
- 年間の寄付額に上限がある(収入によって決まる)
- 実質負担は2,000円のみ
- 返礼品がもらえる
- 寄付金の使い道を指定できます
ふるさと応援寄付金とは
米沢の、東光の吟醸梅酒を頂きました☺️
— 平塚千瑛 (@chiaki_Hira2ka) December 4, 2023
ふるさと応援寄付金返礼品として人気の梅酒です‼️
飲みやすくて大好きです🥰
ありがとうございます! pic.twitter.com/0ftiMOmJ7q
「ふるさと応援寄付金」は、実は「ふるさと納税」の正式名称の一部なんです。法律上は「地方公共団体に対する寄附金(ふるさと納税)」という名前で呼ばれることもあり、「ふるさと応援寄付金」という表現も使われています。
つまり、「ふるさと納税」と「ふるさと応援寄付金」は基本的に同じものを指していると考えて大丈夫です。ただし、使われる場面や文書によって表現が少し違うことがあります。
ふるさと応援寄付金が使われる場面
- 自治体の公式文書や案内
- 税務関係の書類
- より正式な場面での表記
私が初めて確定申告をしたとき、書類に「ふるさと応援寄付金」と書かれていて「あれ?私がやったのはふるさと納税だったはず…」と混乱したことがあります。でも、実際は同じことだったんですね。
特定寄付金とは
これだとメルカリ売り上げから
— 飲んだくれキング 月に100トンの荷物を運ぶ人‼️ (@z002tjBIDkGx6ng) January 2, 2024
そのまま寄付出来る😉👍✨
個人事業主が、国や地方公共団体、指定の組織や団体に寄付したときは、特定寄付金として所得控除できます。 pic.twitter.com/KhE63qGqyg
特定寄付金は、国や地方公共団体、特定の法人などに寄附をした場合の寄付金のことで、税制上の優遇措置を受けられる寄付金の総称です。
特定寄付金に該当しない団体に寄付をしても寄付金控除の対象にはならず、節税効果はまったく得られません。
特定寄付金に該当する主な寄付先
- 国や地方公共団体(ふるさと納税もここに含まれる)
- 認定NPO法人
- 公益社団法人・公益財団法人
- 学校法人
- 社会福祉法人
- 政党や政治資金団体
私の友人が東日本大震災のときに赤十字に寄付をしたのですが、それも特定寄付金にあたるので、確定申告で寄付金控除を受けることができました。
三つの言葉の関係性と違い
この三つの関係を整理すると、次のようになります:
特定寄付金が一番大きな概念で、その中に**ふるさと納税(ふるさと応援寄付金)**が含まれているという関係です。
具体的な違い
範囲の違い
- 特定寄付金:税制優遇を受けられる寄付金全般
- ふるさと納税・ふるさと応援寄付金:地方自治体への寄付のみ
控除の仕組みの違い
- 一般の特定寄付金:所得控除のみ
- ふるさと納税:所得控除+住民税の税額控除(特例控除あり)
返礼品の違い
- 一般の特定寄付金:基本的に返礼品なし
- ふるさと納税:返礼品あり
使い分け方と実際の例文
日常会話での使い方
友人との会話 「今年もふるさと納税やった?」 「ふるさと納税で美味しいお肉もらったよ!」
税務署や役所での会話 「ふるさと応援寄付金の控除について教えてください」 「特定寄付金控除の申告方法を知りたいです」
確定申告での使い方
ふるさと納税の場合 「寄附先:○○市(ふるさと納税)」 「ふるさと応援寄付金として10万円を寄付しました」
その他の寄付の場合 「特定寄付金として認定NPO法人に5万円を寄付しました」 「学校法人への特定寄付金控除を申請します」
私が毎年確定申告をするとき、ふるさと納税分は「ふるさと納税」欄に、子どもの学校への寄付は「特定寄付金」欄に分けて記入しています。最初は迷いましたが、今では慣れました。
税制上のメリットの違い
ふるさと納税のメリット
- 実質負担2,000円で返礼品がもらえる
- 所得税の還付と住民税の控除が受けられる
- ワンストップ特例制度で簡単に手続きできる場合がある
一般的な特定寄付金のメリット
- 所得税等が還付される場合があります
- 寄付金特別控除を選択できる場合がある
- 社会貢献しながら節税できる
私の経験では、ふるさと納税は返礼品もあってお得感が高いですが、認定NPO法人への寄付は「社会の役に立っている」という満足感が大きいです。どちらも税制上のメリットがあるので、バランスよく活用しています。
手続き方法の違い
ふるさと納税の手続き
- 寄付する自治体を選ぶ
- 寄付金額を決めて申し込む
- 返礼品と寄附金受領証明書を受け取る
- 確定申告またはワンストップ特例制度を利用
一般的な特定寄付金の手続き
- 寄付する団体が特定寄付金に該当するか確認
- 寄付を実行
- 寄附金受領証明書を受け取る
- 確定申告で寄付金控除を申請
私がよく利用するふるさと納税サイトでは、手続きがとても簡単で、ネットショッピング感覚でできます。一方、認定NPO法人への寄付は、直接団体に連絡を取って手続きすることが多いです。
注意すべきポイント
ふるさと納税での注意点
- 年収に応じた上限額を超えると自己負担が増える
- ワンストップ特例制度を使う場合は寄付先が5自治体まで
- 返礼品の価値は寄付金額の30%以内
特定寄付金全般での注意点
- 寄付先が特定寄付金に該当するか事前確認が必要
- 寄附金受領証明書の保管が必須
- 確定申告を忘れると控除を受けられない
私も一度、ふるさと納税の上限額を計算し忘れて、思ったより自己負担が多くなってしまったことがあります。事前のシミュレーションは大切ですね。
よくある質問
Q1. ふるさと納税と特定寄付金は同時に利用できますか?
はい、同時に利用できます。ふるさと納税も特定寄付金の一種なので、他の特定寄付金(認定NPO法人への寄付など)と組み合わせて利用することが可能です。ただし、それぞれの控除上限額に注意が必要です。
私も実際に、ふるさと納税と子どもの学校への寄付を同じ年に行い、両方とも確定申告で控除を受けています。
Q2. ふるさと応援寄付金とふるさと納税は全く同じものですか?
基本的には同じものを指していますが、使用される場面が少し異なります。「ふるさと納税」は一般的な呼び方、「ふるさと応援寄付金」はより正式な文書や税務関係で使われることが多いです。
Q3. 特定寄付金に該当しない寄付をした場合はどうなりますか?
特定寄付金に該当しない団体への寄付は、寄付金控除の対象にならないため、税制上のメリットは受けられません。寄付をする前に、その団体が特定寄付金の対象かどうか確認することをお勧めします。
Q4. 確定申告が面倒な場合、簡単な方法はありますか?
ふるさと納税については「ワンストップ特例制度」があり、年間5自治体以下への寄付で他に確定申告の必要がない場合は、この制度を利用すると確定申告が不要になります。ただし、他の特定寄付金がある場合は確定申告が必要です。
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「ふるさと納税」「ふるさと応援寄付金」「特定寄付金」の違いをまとめると:
ふるさと納税 = 地方自治体への寄付で、実質2,000円の負担で返礼品がもらえ、税制優遇も受けられる制度
ふるさと応援寄付金 = ふるさと納税の正式名称の一つで、基本的に同じ意味
特定寄付金 = 税制優遇を受けられる寄付金全般の総称で、ふるさと納税もこの中に含まれる
私自身、この違いを理解するまでに時間がかかりましたが、今では自信を持って使い分けができるようになりました。特にふるさと納税は家計にも優しく、地方の美味しいものも楽しめるので、毎年の楽しみの一つになっています。
これらの制度を上手に活用して、節税しながら社会貢献もできるといいですね。最初は複雑に感じるかもしれませんが、一度覚えてしまえば毎年の税金対策の強い味方になりますよ。

