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絵文字「日本」と「海外」の違い!使い分けで誤解を防ぐ方法

エンタメ

LINEやSNSでいつも使っている絵文字、実は日本と海外では全然違う意味で使われていることをご存知ですか?私も海外の友達とメッセージのやり取りをするようになって初めて気づいたんです。「🙏」を謝罪の意味で送ったら、相手は「祈ってくれてありがとう!」と返信してきて、「あれ?」って思ったことがあります。

子供たちが英語を勉強するようになって、海外の文化にも興味を持つようになってきました。そこで気づいたのが、絵文字一つにも文化の違いが色濃く出ているということ。同じ絵文字でも、国によって受け取り方が全く違うんですよね。

今回は、日本と海外で意味や使い方が違う絵文字について、わかりやすくご紹介していきます。これを知っていれば、海外の人とのコミュニケーションもスムーズになりますよ!

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絵文字とは?日本発祥の世界共通語

絵文字は、実は日本で生まれたコミュニケーションツールなんです。1999年にNTTドコモのデザイナー、栗田穣崇さんによって初めて作られました。当時は12×12ピクセルという小さなサイズで、携帯電話のメール機能を使いやすくするために開発されたんですね。

今では「emoji」として英語の辞書にも載るほど、世界中で使われるようになりました。毎日60億個もの絵文字が世界中で使われているそうです!スマートフォンを持っている人なら、ほとんどの人が絵文字を使ってメッセージのやり取りをしていますよね。

絵文字があることで、文字だけのメッセージよりも感情が伝わりやすくなります。「了解しました」という文章も、「了解しました😊」と絵文字をつけるだけで、ぐっと親しみやすくなりますよね。

顔文字とは?日本と海外で大きく違う表現方法

絵文字と混同しやすいのが「顔文字」です。顔文字は、キーボードの記号や文字を組み合わせて顔の表情を表現するもの。例えば日本では「(^^)」や「(T_T)」のような顔文字をよく使いますよね。

実は、顔文字の作り方にも日本と海外で大きな違いがあるんです。日本の顔文字はそのまま見て顔に見えますが、海外の顔文字は横に90度回転させて見る必要があります。例えば海外でよく使われる「:)」は、時計回りに回転させると笑顔に見えます。コロン「:」が目で、閉じ括弧「)」が口というわけです。

海外の顔文字は「:)」「:(」「:D」といったシンプルなものが主流で、英語圏では「Emoticon(エモーティコン)」と呼ばれています。これは「Emotion(感情)」と「Icon(象徴)」を組み合わせた言葉なんですよ。

一方、日本の顔文字は「(´;ω;`)」「ヽ(`Д´#)ノ」「ワァ───ヽ(〃v〃)ノ───ィ」など、かなり複雑で表現が豊かです。漢字やカタカナも使って、動きまで表現できちゃうのが日本の顔文字の特徴ですね。

日本と海外の絵文字・顔文字の違いが生まれた理由

なぜこんなに違いが生まれたのでしょうか?実は、日本人と海外(特に欧米)の人では、相手の感情を読み取る場所が違うんです。

日本人は相手の「目」を見て感情を読み取る傾向があります。「目は口ほどに物を言う」という言葉があるように、日本では目の表情をとても大切にしています。だから日本の顔文字は、目の部分が変化することで感情を表現するんですね。「(^^)」「(>_<)」「(^^)」など、全部目で感情がわかります。

一方、欧米の人は相手の「口」を見て感情を読み取る文化があります。だから海外の顔文字は口の形で感情を表現します。「:)」は嬉しい、「:(」は悲しい、「:D」は大笑い、という具合です。

この違いは、マスクやサングラスに対する感覚にも表れています。日本ではマスクをしていても目が見えるのでコミュニケーションに問題はありませんが、海外(特にコロナ前)ではマスクをしている人を見ると不安に感じる人が多かったそうです。逆にサングラスは、日本では「目が見えなくて怪しい」と思われがちですが、欧米では特に問題視されません。

私自身も、子供の学校行事で初めて会うママさんがサングラスをかけていると、ちょっと話しかけにくいなと感じることがあります。これも文化の違いなんですね。

意味が全然違う!要注意の絵文字10選

ここからは、日本と海外で意味が大きく違う絵文字を具体的に見ていきましょう。

🙏 手を合わせた絵文字

日本では「ごめんなさい」「ありがとう」「お願いします」の意味で使いますよね。私もよく使います。でも海外では「祈っている人」や「ハイタッチ」の意味なんです。謝罪の意味で使うのは日本だけなんですよ。日本では謝るときに手を合わせる文化がありますが、海外にはその習慣がないからです。

💢 怒りマーク

日本では怒っているときやイライラしているときに使います。漫画でもよく見る表現ですよね。でも海外では「痛み」や「パンチする・パンチされる」という行動を表します。日本の漫画を見た海外の人が、喧嘩シーンからこの意味を連想したのかもしれませんね。

🙇 土下座している人

日本では謝罪の意味で使いますが、海外では「考えている人」や「腕立て伏せをしている人」に見えるそうです。土下座という文化自体が海外にはないので、この姿勢がどういう意味なのか伝わりにくいんですね。

💯 100点満点マーク

日本では「やったね!」「最高!」「満点!」という意味で使いますよね。テストでいい点を取ったときなんかに使います。でも海外では「100%賛成」「本当」「本質」という意味になります。ニュアンスが少し違いますね。

🆖 NGマーク

日本では「やってはいけないこと」という意味で、割と強めのニュアンスで使います。でも海外では「ちょっとよくない」くらいのフランクな意味で使われます。強く止めたいときに使っても、海外の人には本気度が伝わらないかもしれません。

🥺 うるうる目の絵文字

日本では「ピエン」として使われて、悲しいときや泣きそうなときに使いますよね。子供たちもよく使っています。でも海外では「Pleading Face(懇願する顔)」として、お願いするときに使います。「お願い🥺」という感じですね。

😇 天使の輪がついた笑顔

日本では「オワタ」という意味で、諦めや絶望を表現するときに使います。天使=死のイメージがあるからです。でも海外では本当に天使として使われます。「She is my angel😇❤️(彼女は僕の天使です)」のように、大切な人を表現するときに使うんですよ。真逆の意味ですよね!

🔰 若葉マーク(初心者マーク)

日本では車の免許を取って1年間つける初心者マークとして有名ですよね。「初心者向け」という意味で使います。でも海外では日本の交通標識を知らないので、ただの「黄色と緑の盾」にしか見えないそうです。

🚾 WCマーク

日本人は「WC=トイレ」だと思っていますが、これは和製英語なんです。海外の人にとってWCは「Women Crush(女性が憧れる女性)」や「Water Cooler(飲料水用の冷水器)」の頭文字です。全然違う意味になっちゃいますね。

🍡 三色団子

日本人なら誰でもわかる三色団子ですが、海外では団子文化がないので「信号」に見えるそうです。確かに遠くから見ると、赤・黄・緑に見えなくもないですね。

日常でよく使う絵文字の使い分け方

海外の人とメッセージをやり取りするときは、相手の文化を理解して絵文字を使い分けることが大切です。

謝るときは、日本では「🙏」を使いますが、海外の人には「I’m sorry」と文字で書いた方が確実です。または「😢」「😞」のような悲しい顔の絵文字を添えると、謝罪の気持ちが伝わりやすくなります。

喜びを表現するときは、「😊」「😄」「🎉」「👍」あたりは世界共通で使えます。特にクラッカーの絵文字「🎉」は、世界中で祝福の意味として使われているそうです。誕生日やクリスマス、新年のメッセージにぴったりですね。

感謝を伝えるときは、ハートマークの絵文字が便利です。「❤️」「💕」「💖」などは、世界中で愛情や感謝の気持ちを表します。ただし、ビジネスシーンではあまり使わない方が無難です。

絵文字を使うときの注意点とマナー

絵文字は便利ですが、使い方によっては誤解を招くこともあります。特に海外の人とのやり取りでは気をつけたいポイントがあります。

まず、親しい間柄でのみ使うようにしましょう。ビジネスメールや初対面の人とのやり取りでは、絵文字は控えめにするのがマナーです。日本でも同じですよね。

また、文化的に不快に感じられる絵文字もあります。例えば、「👍(サムズアップ)」は日本では好意的な意味ですが、アジアの一部の国では不快に感じる人もいるそうです。相手の国の文化を少し調べてから使うと安心です。

私が気をつけているのは、複数の絵文字を組み合わせるとき。日本では「🙏✨💕」のように複数つけることも多いですが、海外ではシンプルに一つか二つくらいにしておいた方が伝わりやすいようです。

それから、新しい絵文字を使うときは、相手がその意味を理解しているか確認するのも大切です。流行の絵文字は、世代や地域によって認識が違うことがあります。

よくある質問

Q1. 絵文字と顔文字の違いは何ですか?

絵文字は画像として表示されるイラストのことで、スマートフォンやパソコンにあらかじめ用意されています。😊や🎉のようなものですね。一方、顔文字は記号や文字を組み合わせて作る表情で、「(^^)」や「:)」のようなものです。どちらも感情を表現する方法ですが、表示方法が違います。

Q2. 日本の絵文字と海外の絵文字で一番大きな違いは?

一番大きな違いは、感情を読み取る場所です。日本の顔文字は目で感情を表現し、海外の顔文字は口で感情を表現します。これは文化的な違いから来ていて、日本人は相手の目を見て感情を読み取り、欧米人は口を見て感情を読み取る傾向があるからです。

Q3. 海外の人に絵文字を送るとき、何に気をつければいいですか?

まず、日本独自の意味で使われている絵文字は避けた方が無難です。特に「🙏」「💢」「😇」などは要注意。世界共通で通じる笑顔や祝福の絵文字(😊、🎉など)を使うのが安全です。また、文化によって不快に感じられる絵文字もあるので、相手の国の文化を少し知っておくといいですね。

Q4. 子供が海外の友達と絵文字でやり取りするときのアドバイスは?

基本的な絵文字から使い始めるのがおすすめです。笑顔😊、悲しい顔😢、ハート❤️などは世界共通で伝わります。もし相手が使っている絵文字の意味がわからなかったら、素直に「What does this emoji mean?(この絵文字の意味は何?)」と聞いてみましょう。コミュニケーションのいい練習になりますよ。

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まとめ

日本と海外では、絵文字の使い方や意味が大きく異なります。これは、感情を読み取る文化の違いから生まれたものです。日本人は目で感情を読み取り、欧米人は口で感情を読み取る傾向があります。

特に注意したいのは、「🙏」「💢」「😇」「🥺」など、日本と海外で意味が真逆になる絵文字です。海外の人とコミュニケーションを取るときは、世界共通で通じる絵文字を選ぶか、文章でしっかり気持ちを伝えることが大切です。

顔文字も日本では複雑で表現豊かなものが多いですが、海外ではシンプルな「:)」「:(」などが主流です。相手の文化を理解して、適切な絵文字を使い分けることで、より良いコミュニケーションができますね。

絵文字は言葉の壁を越えて感情を伝える素晴らしいツールです。でも、文化の違いを知っておくことで、誤解なく気持ちを伝えられます。海外の人とメッセージをやり取りするときは、今回紹介した違いをちょっと思い出してみてくださいね。私も子供たちと一緒に、楽しくグローバルなコミュニケーションを続けていきたいと思います!