今回は株取引で重要な「指値」と「逆指値」について詳しく解説していきます。これらの注文方法の違いを理解すれば、株やFXであなたの投資戦略がぐっとレベルアップするはず！さあ、一緒に学んでいきましょう！
指値と逆指値って何？基本の「き」から解説
まずは「指値」と「逆指値」の基本的な定義から見ていきましょう。
指値（さしね）とは
指値注文は、自分で決めた価格で株を買ったり売ったりする方法です。例えば、今1000円の株を950円で買いたい！と思ったら、950円で指値注文をします。株価が950円以下になったら自動的に買えるんです。
逆指値（ぎゃくさしね）とは
逆指値注文は、指値とは逆の考え方です。例えば、今1000円の株が1050円まで上がったら買いたい！と思ったら、1050円で逆指値注文をします。株価が1050円以上になったら自動的に買えるんです。
指値と逆指値の決定的な違い
さて、ここからが本題です。指値と逆指値の決定的な違いって何でしょうか？
買い注文の場合
- 指値：現在の株価より安く買いたい時に使います。
- 逆指値：株価が上がり始めたタイミングで買いたい時に使います。
売り注文の場合
- 指値：現在の株価より高く売りたい時に使います。
- 逆指値：株価が下がり始めたら売りたい時（損切りしたい時）に使います。
つまり、指値は「お得に取引したい！」時に、逆指値は「タイミングを逃したくない！」時に使うんですね。
具体例で理解する！指値と逆指値の使い方
実際の例を見てみると、もっとわかりやすくなりますよ。
指値注文の例
今、ある株が1000円で取引されているとします。あなたは950円まで下がったら買いたいと思っています。
- 950円で指値買い注文を出します。
- 株価が950円以下になると、自動的に注文が執行されます。
- もし株価が950円まで下がらなければ、注文は執行されません。
逆指値注文の例
同じく1000円の株があるとします。今回は1050円まで上がったら買いたいと思っています。
- 1050円で逆指値買い注文を出します。
- 株価が1050円以上になると、自動的に注文が執行されます。
- もし株価が1050円まで上がらなければ、注文は執行されません。
指値と逆指値、どっちを使うべき？状況別アドバイス
では、どんな時にどちらを使えばいいのでしょうか？
指値を使うべき時
- 今より安く買いたい時
- 今より高く売りたい時
- じっくり待って良いタイミングで取引したい時
逆指値を使うべき時
- 上昇トレンドに乗りたい時（買い）
- 下落トレンドで損切りしたい時（売り）
- 寝ている間や忙しい時でも自動で取引したい時
初心者さん必見！指値と逆指値のメリット・デメリット
どちらの注文方法にもメリットとデメリットがあります。しっかり理解して使い分けましょう。
指値注文のメリット・デメリット
メリット：
- 自分の希望する価格で取引できる
- 冷静に判断して注文できる
デメリット：
- 株価が指定した価格まで届かないと取引できない
- チャンスを逃す可能性がある
逆指値注文のメリット・デメリット
メリット：
- トレンドに乗りやすい
- 自動で損切りができる
デメリット：
- 急激な価格変動で思わぬ損失を被る可能性がある
- 一時的な変動で注文が執行されてしまうことがある
プロの投資家も実践！指値と逆指値の組み合わせ術
実は、プロの投資家は指値と逆指値を組み合わせて使うことが多いんです。
OCO注文（One-Cancels-the-Other）
OCO注文は、指値と逆指値を同時に出す方法です。どちらか一方が成立すると、もう一方は自動的にキャンセルされます。
例：
- 今1000円の株を持っています。
- 1100円で指値売り注文（利益確定）と900円で逆指値売り注文（損切り）を同時に出します。
- どちらかの価格になったら自動的に売れて、もう一方の注文はキャンセルされます。
これなら、利益も確保できるし、損失も最小限に抑えられるんです！
よくある質問：指値と逆指値Q&A
Q1: 指値注文と逆指値注文、どっちが初心者向け？
A1: 初心者の方は、まずは指値注文から始めるのがおすすめです。価格をコントロールしやすいので、リスク管理がしやすいからです。
Q2: 逆指値注文は危険？
A2: 使い方次第です。適切に使えば非常に便利ですが、急激な価格変動時には注意が必要です。
Q3: 指値と逆指値、注文手数料に違いはある？
A3: 通常、注文方法による手数料の違いはありません。ただし、証券会社によって異なる場合もあるので、確認しておくといいでしょう。
まとめ：指値と逆指値、使いこなして賢い投資家になろう！
さて、いかがでしたか？指値と逆指値の違い、わかりましたか？
- 指値：自分の希望する価格で取引
- 逆指値：特定の価格になったら自動で取引
どちらも、状況に応じて使い分けることが大切です。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、実際に使ってみると意外と簡単です。
これらの注文方法をマスターすれば、あなたの投資生活がもっと楽しく、そしてもっと賢くなるはずです。ぜひ、実践してみてくださいね！
