肉好きのみなさん、こんにちは!お肉大好きな主婦です。先日、家族でイタリアンレストランに行ったとき、メニューに「ビステッカ」と書かれていて、「あれ?これってステーキのこと?」と少し戸惑ってしまいました。
実は、ステーキとビステッカは似ているようで、実は細かな違いがあるんです。今回は、この二つの違いについて、わかりやすく説明していきますね。レストランで注文するときに迷わなくて済むよう、しっかりと使い分け方も覚えていきましょう!
ステーキとは?基本的な特徴を知ろう
ステーキは、皆さんもよくご存知の肉料理ですね。一般的に牛肉を厚切りにしたものをグリルやフライパンで焼いた料理です。
ステーキの主な特徴は以下の通りです:
- 牛肉の様々な部位を使用できる(サーロイン、ヒレ、リブロースなど)
- 厚さは1~3センチ程度が一般的
- 焼き方はレア、ミディアム、ウェルダンなどから選べる
- 世界中で親しまれている料理
私がよく作るステーキは、サーロインを使った家庭的なもの。フライパンで焼いて、塩コショウとバターで味付けするシンプルなものが多いです。子供たちも大好きで、誕生日の特別メニューとしてよく登場します。
ビステッカとは?イタリアの伝統的な肉料理
昼食、ビステッカにしといたw pic.twitter.com/AE4CVHjpcB
— 料理人父ちゃん (@ryorinintochan) August 24, 2024
一方、ビステッカはイタリア語で「ビーフステーキ」のことで、特にトスカーナ地方の名物料理として有名です。
ビステッカの特徴は:
- 特定の部位、主にテンダーロインやサーロインを使用
- 厚みが約3センチ以上で提供される
- フィレンツェでは「フォーフィンガー」つまり指4本分以上の分厚いTボーンステーキのことをビステッカ・アッラ・フィオレンティーナと呼び、それ以下の厚さのTボーンステーキはビステッカとして認められません
- 炭火で焼くのが伝統的な調理法
- 塩とこしょうのみでシンプルに味付け
実際に本格的なイタリアンレストランでビステッカを注文したとき、その厚さに驚いた記憶があります。家で作るステーキとは全く違う迫力で、食べ応えも抜群でした。
ステーキとビステッカの主な違い
1. 起源と文化的背景
ステーキは英語圏から広まった料理で、世界各国で様々なアレンジが加えられています。一方、ビステッカはイタリアの伝統料理で、特にトスカーナ地方の郷土料理として発展してきました。
2. 肉の厚さと切り方
基本的には同じです。と言うのもイタリア語の「ビステッカ」は英語の「ビーフステーキ」からきていますが、厚さに大きな違いがあります。
ステーキは1~3センチ程度の厚さが一般的ですが、ビステッカは3センチ以上、本格的なものは指4本分以上の厚さで提供されます。
3. 調理法の違い
ステーキはフライパンやグリルで焼くことが多く、家庭でも気軽に作れます。しかし、ビステッカは伝統的に炭火で焼かれ、高温で一気に表面を焼き上げてから中をじっくりと火を通します。
4. 味付けと提供方法
ステーキは様々なソースや調味料で味付けされることが多いですが、ビステッカは塩とこしょうのみのシンプルな味付けが基本です。肉本来の味を楽しむことに重点を置いています。
実際のレストランでの使い分け方
ステーキを注文する場合
「今日のおすすめステーキはありますか?」 「サーロインステーキをミディアムでお願いします」 「ステーキソースは何種類ありますか?」
ビステッカを注文する場合
「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナはありますか?」 「ビステッカは何人分くらいの量ですか?」 「ビステッカの焼き加減はどのくらいがおすすめですか?」
実際にイタリアンレストランでビステッカを注文するときは、量が多いことが多いので、家族でシェアして食べることもあります。
よし、誰もいないな
— 生⭐︎あざらし (@namaazarashi) April 28, 2025
ビステッカ pic.twitter.com/GbWW6h5qPe
ビステッカの楽しみ方とマナー
食べ方のポイント
ビステッカは大きな塊で提供されることが多いので、テーブルで切り分けて食べます。ビステッカに関しては基本的に切らずに供されるが、最近は食べやすさを考慮しカット済みだったり骨を除いてあったりする場合もあります。
付け合わせとの組み合わせ
お肉の価格に、コントルノ=付け合わせも含まれておりますので、ご一緒にお召し上がりください。コントルノは季節や仕入れによって変動しますが、基本はほうれん草、芋、グレープフルーツです。
これらの付け合わせは、肉の脂っぽさを中和してくれるので、一緒に食べることでより美味しく楽しめます。
家庭で作るときのコツ
ステーキを家庭で作る場合
- 肉は常温に戻してから焼く
- 強火で両面を焼いてから弱火で中まで火を通す
- 焼き上がったら肉を休ませる
- 好みのソースで味付け
ビステッカ風に作る場合
- 3センチ以上の厚い肉を用意
- 塩とこしょうのみで味付け
- 高温で表面を焼き固める
- 中はレアからミディアムレアに仕上げる
我が家では、特別な日にビステッカ風の厚いステーキを作ることがあります。普通のステーキとは違った豪華な気分を味わえて、家族みんなで楽しんでいます。
タリアータとの違いも知っておこう
イタリアンレストランのメニューには、「タリアータ」という料理もよく見かけます。タリアータはビステッカをカットした状態で提供します。
焼いてそのまま出すのがビステッカ。カットして提供するのがタリアータという違いがあります。
タリアータは薄切りにされているので、食べやすく、複数人でシェアするのにも向いています。
レストラン選びのポイント
本格的なビステッカを食べたい場合
- トスカーナ料理専門店を選ぶ
- 炭火焼きの設備があるお店
- イタリア人シェフがいるお店
- 肉の産地にこだわりがあるお店
気軽にステーキを楽しみたい場合
- ファミリーレストラン
- ステーキ専門チェーン店
- 洋食レストラン
- 焼肉店のステーキメニュー
最近では、日本でも本格的なビステッカを提供するイタリアンレストランが増えてきているので、特別な日にはぜひ挑戦してみてください。
よくある質問
Q1: ビステッカとステーキ、どちらが美味しいの?
どちらも美味しい料理ですが、好みによって分かれます。ステーキは様々な味付けやソースで楽しめるバリエーションの豊富さが魅力。ビステッカは肉本来の味を楽しむシンプルな美味しさが特徴です。
私個人的には、普段はステーキ、特別な日にはビステッカを選ぶことが多いです。どちらも違った美味しさがあるので、気分や場面に応じて選んでいます。
Q2: ビステッカは家庭で作れるの?
厚い肉を用意できれば、家庭でもビステッカ風の料理は作れます。ただし、本格的なビステッカは炭火で焼くのが理想的なので、家庭では少し難しいかもしれません。
フライパンやグリルパンを使って、高温で表面を焼き固めてから中火で中まで火を通すことで、それなりに美味しく作ることができます。
Q3: ビステッカを注文するときの注意点は?
ビステッカは量が多いことが多いので、事前に量を確認することをおすすめします。また、基本的にはレアからミディアムレアで提供されることが多いので、火の通り具合が苦手な方は注文前に確認しましょう。
Q4: ステーキとビステッカの値段の違いは?
一般的に、ビステッカの方が量が多く、高級な部位を使用することが多いので、値段は高めになる傾向があります。ただし、お店や肉の種類によって大きく異なるので、メニューで確認することが大切です。
「ステーキ」の人気商品をレビュー件数順に楽天でチェック!まとめ
ステーキとビステッカの違いをまとめると:
ステーキは世界中で親しまれている牛肉料理で、様々な部位・厚さ・調理法・味付けで楽しまれています。家庭でも気軽に作れて、バリエーションが豊富なのが特徴です。
ビステッカはイタリアの伝統的な肉料理で、厚い肉を炭火で焼き、塩とこしょうのみでシンプルに味付けした料理です。肉本来の味を楽しむことに重点を置いています。
どちらも美味しい肉料理ですが、それぞれに特徴があります。普段の食事ではステーキを、特別な日やイタリアンレストランではビステッカを楽しむという使い分けをしてみてはいかがでしょうか。
次回レストランでメニューを見るときは、この違いを思い出して、より美味しい肉料理を楽しんでくださいね!