スーパーや八百屋さんでよくある「ダイコン」と「カブ」。 どちらも軽くて丸い形や細長い形で、見た目が似てますよね。
この記事では、ダイコンとカブの違いを詳しく解説します。 見た目、味、育て方、使い方も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください!
ダイコンとカブの違いはどこ?基本の見分け方
まず、「ダイコン」と「カブ」はどちらもアブラナ科の野菜ですが、太っている場所が違います。 ダイコンは「根」が太くなったもので、カブは「胚軸(はいじく)」という茎の一部が太くなったものなんです。 ダイコンは土の中に真っ直ぐ伸びて、ヒゲの根がたくさん生えています。 カブは床の上に丸い部分が出ていて、根はその下にちょこんとついている感じです。
葉っぱの形はどちらもよく似ていますが、実は葉っぱだけでは見分けられないことも多いです。
形や大きさの違いを比べてみよう
一般的に、ダイコンは細長くて大きいものが多いです。スーパーでよく見るのは、白くて長い「青首大根」ですね。でも、丸い形の「聖護院大根」や、すごく大きい「桜島大根」もあります。
カブは丸くて小さいものが多いですが、実は大きな品種もあります。 同じく「天王寺カブ」や「聖護院カブ」は手のひらより大きいです。
つまり「形や大きさ」だけで絶対に区別できるわけではありません。結局、どこが太っているのかが一番のポイントです。
←聖護院ダイコン 聖護院カブ→
— 解説員N@サイエンスヒルズこまつ ひととものづくり科学館 (@kaisetsuinN) December 16, 2023
毎年調べるのに毎年忘れるのが「カブ」と「ダイコン」の違い
ダイコンは根っこ、カブは双葉と根っこの間の茎の部分(胚軸)が大きくなったものなんですって(また調べた)
形はよく似ていますが構造的にはちゃんと違いがあるんですね#みてみてダイコンいろいろダイコン pic.twitter.com/j8olaIcYqB
味や食感の違いは?
ダイコンはシャキシャキとした歯ごたえがあり、辛味があるのが特徴です。 特に生で食べるとピリッとした辛さが感じられます。 これは「グルコシノレート」という成分が多く含まれているからです。
カブはダイコンよりもずっと柔らかく、切ると「ふにゃっ」とした感じになります。 これは、カブの太った部分が「茎」なので、細胞壁が徐々に進みやすいからです。 カブを煮すぎたり溶けたりすることもあるので、火を淡いときは注意が必要です。
料理での便利とおすすめレシピ
ダイコンは煮物やおでん、サラダ、漬物など、いろいろな料理に使えます。 特に煮物にすると、味がよくしそうなのでとてもおいしいです。
カブは柔らかいので、サラダや浅漬けにするとシャキシャキ感が楽しめます。 火を気にするときは、煮すぎないようにサッと加熱しましょう。 葉っぱも炒め物や味噌汁に使えますよ。
私が実際に家庭菜園でカブを育ててみたとき、収穫したてのカブをサラダにしたら、とてもみずみずしくて憧れが強かったです。 ダイコンは煮物にすると家族にも大人気でした。
栽培方法の違いと家庭菜園でのポイント
こちらも家庭菜園で育てやすい野菜ですが、少しだけ育て方に違いがあります。
ダイコンは深く耕した土に種をまいて、間引きながら大きく育てます。土が硬いのでまっすぐ伸びないので注意が必要です。
カブは浅めの土でも育ちます。発芽も早く、初心者でも育てやすいです。ちなみに、カブは実が割れやすいので、水やりのタイミングに気を付けましょう。
すべての料理が素晴らしいが、このカブ………。カブがこんなにも美味しいと思ったのは初めてです。体験したことのないふんわり具合、ダシも最高の味わい。このカブは220円ですが、1220円でも食べたい……。#必勝軒 #津田沼 #カブ #らーめん pic.twitter.com/e0UEQCJHwp
— Kobuta (@kobuta_ip) March 25, 2025
栄養と健康効果の違い
ダイコンはビタミンCや食物繊維が豊富で、消化を助ける酵素も含まれています。 特に「大根おろし」にすると、酵素が生きてきて胃腸に優しいです。
カブもビタミンCやカリウムが多く、葉っぱには鉄分やカルシウムもたっぷり。葉っぱまで食べると、栄養バランスがとてもよくなります。
よくある質問(Q&A)
Q. ダイコンとカブは同じ仲間なのですか?
A. どうもアブラナ科の野菜で、一見のようなものです。でも、太っている場所や味、使い方が違います。
Q. 丸いダイコンや大きなカブもあるの?
A. あります!形や大きさだけでなく、どこが太っているかで見分けましょう。
Q. 葉っぱは食べられるの?
A. 全般も葉っぱまで食べられます。炒め物や味噌汁に入れておいしいです。
まとめ
ダイコンとカブの違いは、「太っている場所」が一番のポイント。 ダイコンは「根」が太く、カブは「胚軸(茎の一部)」が太くなっています。 ダイコンはシャキシャキで辛味があり、カブは柔らかくて食べやすいです。 料理や栽培方法にも特徴があるので、使うともっと野菜が楽しくなります。