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「がんだれ」と「まだれ」と「やまいだれ」の違い

仕事・学校

漢字には「部首(ぶしゅ)」と呼ばれるパーツがあり、意味や読み方を知るヒントになります。その中でも「がんだれ」「まだれ」「やまいだれ」は、どれも“だれ”という名前がついていて見た目も似ているので、違いが分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか?

この記事では、小学生でも分かるように、がんだれ・まだれ・やまいだれの違いをイラストや具体例を交えてやさしく解説します。これを読めば、漢字の勉強がもっと楽しくなりますよ!

がんだれ・まだれ・やまいだれとは?

まずは、それぞれの部首がどんなものか、簡単に説明します。

  • がんだれ:「雁(がん)」の字を簡略化した形の部首。主に漢字の左上に付いています。
  • まだれ:「麻(ま)」の字を簡略化した形の部首。こちらも左上に付くことが多いです。
  • やまいだれ:「病(やまい)」の字を簡略化した形の部首。漢字の左側に付きます。

どれも似たような場所に付くので、混同しやすいですが、意味や使われる漢字が違います。

がんだれの意味と特徴

がんだれは「雁(がん)」の字から来ていて、主に自然の構造や覆うもの、また建物に関する漢字に使われます。

代表的な漢字

  • 厳(げん)
  • 原(はら)
  • 厚(あつ)
  • 厄(やく)
  • 厨(ちゅう)
  • 厠(かわや)
  • 厩(うまや)

ニュアンスと使い方

がんだれが付く漢字は、崖や覆いかぶさるようなイメージや、建物、場所を表すものが多いです。たとえば「厳しい環境」や「原っぱ」など、自然や場所に関わる言葉によく使われます。

まだれの意味と特徴

まだれは「麻(ま)」の字から来ていて、建物や広がる空間を表す漢字に使われます。

代表的な漢字

  • 広(ひろ)
  • 府(ふ)
  • 庁(ちょう)
  • 序(じょ)
  • 床(ゆか)
  • 店(みせ)
  • 庫(くら)
  • 座(ざ)
  • 庭(にわ)
  • 度(ど)
  • 廊(ろう)
  • 廉(れん)

ニュアンスと使い方

まだれが付く漢字は、建物や空間、広がりを感じさせるものが多いです。たとえば「店」や「庁」など、公共の場所や建物の名前によく使われています。

やまいだれの意味と特徴

やまいだれは「病(やまい)」の字から来ていて、病気や体調に関する漢字に使われます。

代表的な漢字

  • 病(びょう)
  • 疾(しつ)
  • 症(しょう)
  • 疲(ひ)
  • 痛(つう)
  • 癒(ゆ)
  • 癖(へき)
  • 癌(がん)
  • 痰(たん)
  • 痒(かゆ)

ニュアンスと使い方

やまいだれが付く漢字は、ほとんどが病気や体調に関するものです。「病院」「疲労」「痛み」など、体の不調や病気の名前に使われています。

がんだれ・まだれ・やまいだれの違いを見分けるコツ

それぞれの部首は、見た目が少しずつ違います。ここで、簡単な見分け方を紹介します。

  • がんだれ:カタカナの「フ」に似た形で、左上に付く。点がない。
  • まだれ:横棒が長く、下に「|」が付いている。左上に付く。
  • やまいだれ:点が3つ付いているのが特徴。左側に縦長に付く。

また、それぞれが使われる漢字の意味や使い方を覚えると、より分かりやすくなります。

それぞれの部首が使われる漢字をもっと知ろう

がんだれが使われる漢字

  • 厳(げん):厳しい、きびしい
  • 原(はら):原っぱ、野原
  • 厚(あつ):厚い、厚切り
  • 厄(やく):厄年、厄介
  • 厨(ちゅう):台所、厨房

まだれが使われる漢字

  • 店(みせ):お店、店舗
  • 府(ふ):政府、都道府県
  • 広(ひろ):広い、広場
  • 庁(ちょう):市役所、官庁
  • 床(ゆか):床屋、床下

やまいだれが使われる漢字

  • 病(びょう):病気、病院
  • 疲(ひ):疲れる、疲労
  • 痛(つう):痛い、痛み
  • 癖(へき):癖、習癖
  • 癒(ゆ):癒す、癒着

似ている他の「たれ」部首もある

実は「たれ」と呼ばれる部首には、他にも種類があります。

  • とだれ:「戸」が付く漢字(例:戻・扇・房・扉など)
  • しかばねだれ:「しかばね」が付く漢字(例:屍・展・属・屋など)

これらも左上や左側に付く部首で、意味や使われ方が異なります。

よくある間違いと注意点

  • 「がんだれ」と「まだれ」は見た目が似ているので、書き間違えやすいです。
  • 「やまいだれ」は点が3つあるのが特徴ですが、点を付け忘れやすいので注意しましょう。
  • それぞれの部首が使われる漢字の意味を意識すると、間違いが減ります。

がんだれ・まだれ・やまいだれの語源

  • がんだれ:「雁(がん)」の字を簡略化した形。
  • まだれ:「麻(ま)」の字を簡略化した形。
  • やまいだれ:「病(やまい)」の字を簡略化した形。

それぞれ、元になった漢字が違うので、語源を知っておくと覚えやすくなります。

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まとめ

「がんだれ」「まだれ」「やまいだれ」は、どれも“だれ”と呼ばれる部首ですが、意味や使われる漢字が違います。

  • がんだれは「雁」から来ていて、自然や建物に関する漢字に多く使われます。
  • まだれは「麻」から来ていて、建物や広がる空間に関する漢字に使われます。
  • やまいだれは「病」から来ていて、病気や体調に関する漢字に使われます。

見た目や使われ方の違いを覚えておくと、漢字の勉強がもっと楽しく、分かりやすくなります。これで「がんだれ」「まだれ」「やまいだれ」の違いはバッチリですね!

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