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「又」と「叉」の違い

仕事・学校

「また」と読む漢字には、「又」と「叉」があります。でも、この2つの漢字、見た目がとても似ているし、どちらも「また」と読むので混乱しやすいですよね。実は、それぞれ意味や使い方が違います。

この記事では、「又」と「叉」の違いをだれでも分かるように、やさしく解説します。例文もたくさん紹介するので、今日から正しく使い分けられるようになりますよ!

「又」と「叉」ってどんな漢字?

「又」と「叉」は、どちらも「また」と読みますが、意味や使い方が違います。まずはそれぞれの基本的な意味を見てみましょう。

「又」の意味・使い方

「又」は、「再び」「もう一度」「その上」といった意味があります。何かが繰り返されるときや、追加で何かを言いたいときに使います。

たとえば、

  • 「又、同じ間違いをしてしまった」
  • 「又聞きでは信じられない」
  • 「又、来るね」

のように使います。

「又」は、もともと「右手を伸ばして物を持つ動作」から生まれた漢字で、「持つ」「右」などの意味もありましたが、今は「再び」「また」として使われることが多いです。

「叉」の意味・使い方

「叉」は、「先が二つに分かれているもの」や「分岐する」「交差する」といった意味があります。

たとえば、

  • 「音叉(おんさ)」…二股に分かれた金属の棒
  • 「交叉点(こうさてん)」…二つの道が交わる場所
  • 「三叉神経(さんさしんけい)」…三つに分かれる神経

のように使います。

「叉」は、指を交差させた形からできた漢字です。「また」のほか、「さすまた(捕り物道具)」や「叉焼(チャーシュー)」などでも使われます。

「又」と「叉」の共通点と違い

「又」と「叉」は、どちらも「また」と読みますが、意味が違います。

漢字読み主な意味使い方・例
また再び、もう一度、その上又、会いに行く/又聞き/又従兄弟
また二股、分かれる、交差する音叉/交叉点/三叉神経

「又」は「もう一度」や「追加」の意味が強く、「叉」は「分かれる」「交差する」など形や状態を表すときに使います。

「又」の由来と具体的な使い方

「又」は、昔は「右手で何かを持つ」というイメージから生まれました。今では「再び」「また」という意味で使われます。

例文

  • 「又、同じことを言っている」
  • 「又従妹(またいとこ)は親戚の一人だ」
  • 「又聞きの話は信ぴょう性がない」

このように、何かが繰り返されるときや、追加の情報を伝えるときに使います。

「叉」の由来と具体的な使い方

「叉」は、指を組み合わせたり、二つに分かれたりする形からできた漢字です。何かが分かれている、交差している、二股になっているときに使います。

例文

  • 「音叉は音楽の授業で使う道具だ」
  • 「交叉点で車がぶつかりそうになった」
  • 「三叉路(さんさろ)で道が分かれている」

また、「叉」は「手をこまねく」という意味もあります。

「また」と読む他の漢字

「また」と読む漢字は、「又」と「叉」以外にもいくつかあります。

  • 亦(また):古文や難しい文章で使われる
  • 復(また):もう一度、再び
  • 俣(また):川が分かれる場所など
  • 股(また):足の付け根

たとえば、「復習(ふくしゅう)」は「同じことをもう一度学ぶ」という意味です。「二俣川(ふたまたがわ)」は、川が二つに分かれている場所の名前です。「股」は、足の付け根のことを指します。

「又」と「叉」の例文まとめ

「又」の例文

  • 又、同じ間違いをしてしまった
  • 又聞きでは信じられない
  • 又、来るね
  • 又従妹は親戚の一人
  • 風の又三郎(小説のタイトル)

「叉」の例文

  • 音叉を使って音を合わせる
  • 交叉点で車が止まった
  • 三叉神経は顔の神経
  • 叉焼は中華料理のチャーシュー
  • 叉手網(さすあみ)は魚をとる網

よくある間違いと注意点

「又」と「叉」は、どちらも「また」と読めて、意味も少し重なる部分があります。でも、使い方が違うので注意が必要です。

  • 「又」は「もう一度」「再び」「その上」といった意味で使う
  • 「叉」は「二股」「分かれる」「交差する」といった意味で使う

たとえば、「又、会いましょう」と言いたいときに「叉」を使ってしまうと、意味が変わってしまいます。

まとめ

「又」と「叉」は、どちらも「また」と読みますが、意味と使い方が違います。

「又」は「再び」「もう一度」「その上」という意味で、繰り返しや追加を表すときに使います。「叉」は「二股」「分かれる」「交差する」といった形や状態を表すときに使います。見た目が似ているので間違えやすいですが、意味をしっかり覚えて正しく使い分けましょう!

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