お買い物をするときに便利なキャッシュレス決済。でも、クレジットカードとデビットカードって似ているようで、実は全然違うものだということを知っていますか?
私も最初はこの2つの違いがよくわからず、なんとなくクレジットカードを使っていました。でも実際に両方使ってみると、それぞれに良いところと注意すべき点があることがわかったんです。
この記事では、クレジットカードとデビットカードの違いを、初めて聞く方でもわかりやすく説明します。どちらを選べばいいか迷っている方や、上手に使い分けたい方にもきっと役立つはずです。
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クレジットカードとは?基本的な仕組みを知ろう
クレジットカードは、「信用」を使って後からお金を払うカードです。お買い物をした時点では自分のお金は使わず、カード会社が代わりに支払ってくれます。そして決められた日に、まとめて銀行口座から引き落とされる仕組みです。
例えば、3月にお買い物をしたとして、実際にお金が口座から引き落とされるのは4月や5月になります。つまり「今はお金がないけれど、後で必ず支払います」という約束でお買い物ができるんです。
この「後払い」という特徴があるため、クレジットカードを作るときには審査があります。「この人は本当にお金を返してくれるかな?」ということをカード会社がチェックするためです。
デビットカードとは?現金感覚で使えるカード
一方、デビットカードは「今あるお金」で支払いをするカードです。お買い物をしたその瞬間に、銀行口座からお金が引き落とされます。
例えば、コンビニで500円のお弁当をデビットカードで買ったとします。レジでカードを使った瞬間に、あなたの銀行口座から500円が引き落とされます。これは現金で支払うのとほとんど同じ感覚ですね。
口座にあるお金の範囲内でしか使えないので、使いすぎる心配がありません。また、今あるお金で支払うため、審査も必要ありません。
クレジットカードとデビットカードの主な違い
支払いのタイミングが全く違う
最も大きな違いは、いつお金が口座から引き落とされるかです。
クレジットカードの場合: 「今日お買い物をして、来月お金が引き落とされる」 お買い物をした日と、実際にお金を払う日に時間の差があります。
デビットカードの場合: 「お買い物をしたその瞬間にお金が引き落とされる」 現金で支払うのと同じタイミングでお金が動きます。
審査の有無
クレジットカード: カードを作るときに審査があります。年収や職業、過去のカード利用履歴などをチェックされ、場合によっては審査に通らないこともあります。
デビットカード: 基本的に審査はありません。銀行口座を持っていれば、ほとんどの場合作ることができます。
年齢制限
クレジットカード: 18歳以上(高校生は除く)から申し込めます。
デビットカード: 多くの銀行で15歳以上から申し込めます。高校生でも作ることができます。
利用限度額
クレジットカード: 審査によって決められた限度額まで使えます。例えば限度額が50万円なら、口座にお金がなくても50万円まで使えます。
デビットカード: 銀行口座にあるお金の範囲内でしか使えません。口座残高が5万円なら、5万円までしか使えません。
(・~・ ).。oO(成田のクレジットカードラウンジに面白い空間ができてたよ) pic.twitter.com/NqIU0SSuRP
— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) July 18, 2025
どちらを選ぶべき?生活スタイル別の選び方
デビットカードがおすすめの人
お金の管理をしっかりしたい人 私の友人は、クレジットカードだとついつい使いすぎてしまうタイプでした。でもデビットカードに変えてから、「口座にあるお金だけ」という制限があるおかげで、計画的にお金を使えるようになったそうです。
学生や若い人 高校生や大学生の場合、まだクレジットカードの審査に通りにくいことがあります。でもデビットカードなら審査がないので、キャッシュレス決済を始めやすいです。
クレジットカードの審査に不安がある人 何らかの理由でクレジットカードの審査に不安がある方でも、デビットカードなら安心して申し込めます。
クレジットカードがおすすめの人
ポイントを効率よく貯めたい人 クレジットカードは、デビットカードよりもポイント還元率が高いものが多いです。年間100万円使う人なら、ポイントの違いだけで数千円から1万円以上の差になることもあります。
大きな買い物をすることが多い人 家電や家具など、高額な買い物をするときは分割払いができるクレジットカードが便利です。一括で払うのが難しい場合でも、分割やリボ払いを選択できます。
出張や旅行が多い人 ホテルの予約やレンタカーの利用では、クレジットカードが必要な場合が多いです。また、海外での利用もクレジットカードの方が便利です。
実際の使い分け例文とシーン
日常のお買い物での使い分け
コンビニでの少額決済 「今日のお昼ご飯をコンビニで買う時は、デビットカードを使おう。500円だし、すぐに口座から引き落とされる方が家計管理しやすいな。」
月末の食材まとめ買い 「今月はもうあまり予算がないから、デビットカードで買い物しよう。口座残高以上は使えないから、予算オーバーの心配がない。」
大きな買い物での判断
家電製品を購入する場合 「冷蔵庫が壊れちゃった。15万円もするから、一括で払うのは厳しいな。クレジットカードで分割払いにしよう。ポイントもたくさんつくし。」
日用品をネットで注文 「シャンプーやティッシュをまとめて注文する時は、クレジットカードを使おう。来月の給料日まで口座の残高を残しておきたいし。」
最新📱iPhoneほしいけど、ローンが組めないのが地味にキツい💦
— だいき@自己破産して再スタート (@2021daiki) July 25, 2025
債務整理するとクレカが使えなくなるから、一括しか選べないんだよね。
でも、デビットカードがあれば普段の買い物やネットも困らないし、
無理して借金してた頃より、ずっと気持ちがラク。
たしかに贅沢はできない。…
クレジットカードとデビットカード、それぞれのメリット・デメリット
クレジットカードのメリット
ポイント還元が充実 多くのクレジットカードで1%以上のポイント還元があります。年間の利用額が多い人ほど、お得になります。
支払い方法が選べる 一括払い、分割払い、リボ払いなど、自分の都合に合わせて支払い方法を選べます。
付帯サービスが豊富 旅行保険、ショッピング保険、空港ラウンジの利用など、様々な特典がついているカードが多いです。
クレジットカードのデメリット
使いすぎるリスク 後払いなので、ついつい使いすぎてしまう可能性があります。気づいたら限度額いっぱいまで使っていた、なんてことも。
審査がある 年収や職業によっては、審査に通らない場合があります。
年会費がかかる場合がある カードによっては年会費がかかります。使わないと損をしてしまうことも。
デビットカードのメリット
使いすぎない 口座残高以上は使えないので、使いすぎる心配がありません。家計管理がしやすいです。
審査不要 銀行口座があれば、ほとんどの場合すぐに作れます。
年会費が無料のものが多い 多くのデビットカードは年会費無料です。維持費を気にする必要がありません。
デビットカードのデメリット
ポイント還元率が低め クレジットカードと比べると、ポイント還元率が低いものが多いです。
分割払いができない 基本的に一括払いのみです。高額な買い物の時は注意が必要です。
一部利用できない場所がある ガソリンスタンドや高速道路、一部のオンラインサービスでは使えない場合があります。
実体験から学んだ使い分けのコツ
私は最初、クレジットカード1枚だけを使っていました。でも月末になると「あれ?こんなに使ってたの?」と驚くことが多くて、家計管理に苦労していました。
そこで、日常の少額な支払いはデビットカード、大きな買い物や計画的な支払いはクレジットカードと使い分けるようにしました。すると、お金の流れがとても把握しやすくなったんです。
特に効果的だったのは、食費や日用品はデビットカードに固定したことです。口座に「今月の生活費」として決まった金額を入れておいて、それをデビットカードで使うようにしました。残高が減っていくのが目に見えるので、「今月はもう少し節約しよう」という意識が自然と生まれます。
一方で、年に数回ある大きな買い物や、ポイントを効率よく貯めたい支払いはクレジットカードを使います。例えば、ふるさと納税やまとめ買いの時などですね。
初心者におすすめの始め方
まずはデビットカードから キャッシュレス決済が初めての方は、デビットカードから始めることをおすすめします。現金と同じ感覚で使えるので、安心です。
慣れてきたらクレジットカードも検討 デビットカードの使い方に慣れて、もっとポイントを貯めたい、分割払いを使いたいと思ったら、クレジットカードも検討してみてください。
両方持って使い分ける 最終的には、両方のカードを持って、場面に応じて使い分けるのが最も効率的です。
よくある質問
Q1: デビットカードとクレジットカード、どちらが安全ですか?
どちらも安全対策がしっかりとされていますが、使い方によって安全性が変わります。デビットカードは口座残高以上は使えないので、被害額が限定されるという点で安心です。一方、クレジットカードは不正利用があった場合の補償制度が充実しています。
どちらを使う場合も、定期的に利用明細をチェックして、身に覚えのない取引がないか確認することが大切です。
Q2: 海外旅行ではどちらのカードがいいですか?
海外旅行では、クレジットカードの方が便利な場合が多いです。ホテルのデポジット(保証金)やレンタカーの利用では、クレジットカードが必須の場合があります。また、海外キャッシングという機能で、現地通貨を引き出すこともできます。
ただし、デビットカードも海外で使えるものが多いので、念のため両方持っていくと安心です。
Q3: 学生でも両方のカードを作れますか?
デビットカードは、中学生や高校生でも作れるものが多いです。銀行によっては15歳以upper から申し込めます。
クレジットカードは18歳以上(高校生を除く)から申し込めますが、大学生の場合は学生専用のカードがあり、比較的審査に通りやすくなっています。
Q4: 家計管理にはどちらが向いていますか?
家計管理には、デビットカードの方が向いています。使った瞬間に口座から引き落とされるので、お金の動きがリアルタイムでわかります。
ただし、クレジットカードでも、利用明細を定期的にチェックしたり、家計簿アプリと連携したりすれば、しっかり管理できます。大切なのは、自分の性格や生活スタイルに合った方法を選ぶことです。
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クレジットカードとデビットカードの主な違いは、支払いのタイミングです。クレジットカードは後払い、デビットカードは即時払いという特徴があります。
クレジットカードは、ポイント還元が充実していて分割払いもできる便利なカードですが、使いすぎに注意が必要です。一方、デビットカードは口座残高の範囲内でしか使えないので安心ですが、ポイント還元率は控えめです。
どちらが良いかは、あなたの生活スタイルや性格によって決まります。お金の管理に自信がない方はデビットカードから始めて、慣れてきたら両方を使い分けるのがおすすめです。
大切なのは、それぞれの特徴を理解して、自分に合った使い方を見つけることです。上手に使い分けることで、より便利で安心なキャッシュレス生活を送ることができますよ。