2025年大阪・関西万博の公式キャラクターは、最初「いのちのかがやきくん」と親しまれていましたが、現在は公式名称として「ミャクミャク」が使われています。この名前の変更には、多くの人が疑問を感じているのではないでしょうか。
実は私も子どもたちと一緒にニュースでキャラクターが発表された時、「なんで名前が変わったの?」と聞かれて困った経験があります。どちらも同じキャラクターを指しているのですが、呼び方や背景には重要な違いがあるんです。
この記事では、「いのちのかがやきくん」と「ミャクミャク」の違いについて、分かりやすく解説していきます。
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#志摩スペイン村
— ゆーじ (@CMCDBXky2Y16491) March 24, 2025
いのちのかがやきくんぬいぐるみを持ってパルケぶらぶらしてたらスタッフさんにミャクミャクですか?と声をかけられたので
いえこの子は進化前ですと答えておきました🫨
あとアレハンドロさんとトロさんに自慢できたらもう大阪万博でだけ持ち歩こう🫠
重たいのいのちのかがやきくん😭 pic.twitter.com/qBNHVs9hEZ
「いのちのかがやきくん」と「ミャクミャク」は実は同じキャラクター
まず最初に知っておいてほしいのは、「いのちのかがやきくん」と「ミャクミャク」は同じキャラクターを指しているということです。
ミャクミャクは2020年8月に決定した公式ロゴマークがモチーフになっているキャラクターで、2021年11月1日から12月1日の間に応募いただいた1,898作品の中から選ばれました。
つまり、物理的には全く同じキャラクターなのですが、呼び方が時期によって変わっているのです。
名前の変化の経緯と理由
最初は非公式な愛称だった「いのちのかがやきくん」
キャラクターが2022年3月に発表された当初は、正式な名前がまだ決まっていませんでした。そのため、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」から連想して、多くの人が「いのちのかがやきくん」という愛称で親しんでいたのです。
この名前は公式が決めたものではなく、インターネットユーザーを中心に自然発生的に生まれた愛称でした。親しみやすくて覚えやすいため、あっという間に広まりました。
公募による正式名称の決定
2022年4月26日から5月16日までの応募期間中に応募いただいた33,197作品の中から、形式要件を満たしたものについて1次審査を実施され、7月18日に「ミャクミャク(MYAKU-MYAKU)」が正式な愛称として決定されました。
私の家でも子どもたちがこの発表を見ていて、「えー、いのちのかがやきくんの方が分かりやすいのに」と言っていたのを覚えています。
「ミャクミャク」という名前に込められた意味
「脈々」から来た深い意味
「脈々=ミャクミャク」と名付けました。またミャク=脈であり、生命そのもの。ミャクミャクという2音が続く様は、命が続いている音にも聞こえます。
この名前には、今まで「脈々」と受け継がれてきた私たち人間のDNA、知恵と技術、歴史や文化を未来に繋げていくという願いが込められています。
キャラクターのデザインとの関連性
初めてキャラクターを見たとき、赤色と青色が動脈と静脈を連想させたため。また、万博のテーマである、人類文明のつながりや、国際的なつながりを、「脈」という言葉で表せられると思ったためという理由で名付けられました。
確かにキャラクターを見ると、赤と青の色合いが血管を思わせる部分があり、生命の「脈動」を表現しているように感じられます。
それぞれの名前が与える印象の違い
「いのちのかがやきくん」の印象
「いのちのかがやきくん」という名前は、とても親しみやすく、子どもたちにも覚えやすい名前でした。「くん」という敬称がついていることで、まるで身近な友達のような感覚で呼べます。
実際に、こわいデザインだったのを「いのちのかがやきくん」と親しみやすい名前をつけて慣れ親しんで威力を減して封印していたという効果もあったようです。
「ミャクミャク」の印象
一方、「ミャクミャク」という名前は、より神秘的で独特な響きを持っています。「ミャクミャク様」と再び畏怖の対象に戻した感じはあるという声もあり、より神格化されたような印象を与えています。
私自身も最初は「ミャクミャク」という名前に慣れるのに時間がかかりましたが、今ではその独特さが魅力的に感じられるようになりました。
おはようございます☀
— 不動産SHOPナカジツ (@nakajitsu_co) July 19, 2022
いのちのかがやきくん、ついにお名前がつきました👏
ミャクミャクくんって言うんですね!ミャクミャくん…?🤔
ノリツッコミもできるとは…早くも芸人魂のようなものを感じます🤣
動きもなんだか軽やか。今後にも注目ですね👀
本日も乗り切りましょう💪#企業公式つぶやき部 https://t.co/vlJM6fNKxX
現在の公式な使い分け
現在、公式キャラクターは、大阪・関西万博の更なる周知と機運の醸成に広く活用されており、正式名称として「ミャクミャク」が使用されています。
ミャクミャクは日本全国のイベント等に出演しており、万博の広報活動において重要な役割を果たしています。
キャラクターの基本設定と特徴
ミャクミャクのプロフィール
出生地:関西のどこかにある小さな湧水地 性格:人懐っこいが、おっちょこちょいでよくポカをする。 特技:色々な形に姿を変えられること、雨上がりに虹を見つけること。 好きなこと:あらゆる生き物や物事と触れ合うこと
デザインの意味
赤色の部分は分裂したり増えたりする「細胞」を、青色の部分は変幻自在な「水」をイメージしているという設定になっています。
私が子どもたちと一緒に万博の情報を調べていた時、この設定を知って「なるほど、だから形を変えられるのか」と納得しました。
インターネット上での反応の変化
「いのちのかがやきくん」時代の反応
最初にキャラクターが発表された時は、そのユニークなデザインに様々な反応がありました。「いのちのかがやきくん」という親しみやすい名前のおかげで、多くの人に愛されるキャラクターとなりました。
「ミャクミャク」になってからの変化
名前が「ミャクミャク」に変わってから、「その地域に古くから伝わる寄生型の怪異」のイメージがストップ高になってしまったという声もある一方で、より神秘的な存在として捉えられるようになりました。
実際、我が家でも最初は子どもたちが「なんか怖い名前」と言っていましたが、今では「ミャクミャクって言いやすいね」と親しんでいます。
万博での今後の活動予定
2025年4月13日(日)〜2025年10月13日(月)に開催される大阪・関西万博では、ミャクミャクが会場の各所で来場者を迎える予定です。
また、専用の施設「ミャクミャク ハウス」も設置される予定で、キャラクターとより深く触れ合える機会が提供されます。
よくある質問
Q1. 「いのちのかがやきくん」と「ミャクミャク」は別のキャラクターですか?
いいえ、同じキャラクターです。「いのちのかがやきくん」は非公式の愛称で、「ミャクミャク」が公募で決まった正式名称です。見た目やデザインは全く同じものを指しています。
Q2. なぜ名前を公募で決め直したのですか?
キャラクターが発表された当初は正式な名前が決まっておらず、「いのちのかがやきくん」は非公式の愛称でした。より多くの人に親しまれるキャラクターにするため、公式で愛称を公募し、最終的に「ミャクミャク」が選ばれました。
Q3. 今でも「いのちのかがやきくん」と呼んでも良いのですか?
正式名称は「ミャクミャク」ですが、「いのちのかがやきくん」という愛称で親しんでいる人も多くいます。ただし、公式な場面では「ミャクミャク」が使用されています。
Q4. 「ミャクミャク」の名前の由来は何ですか?
「脈々と受け継ぐ」という意味の「脈々(みゃくみゃく)」から来ています。人類の知恵や文化を未来に繋げていくという万博のテーマと、キャラクターの血管を連想させるデザインが組み合わされて名付けられました。
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「いのちのかがやきくん」と「ミャクミャク」は同じキャラクターの異なる呼び方です。「いのちのかがやきくん」は非公式な愛称として親しまれ、「ミャクミャク」は公募で決定された正式名称として現在使用されています。
どちらの名前も、それぞれに魅力があり、多くの人に愛され続けています。2025年の大阪・関西万博では、正式名称の「ミャクミャク」として私たちを迎えてくれることでしょう。
名前は変わりましたが、人々との触れ合いを大切にする温かい性格と、未来への希望を表現するキャラクターとしての魅力は変わりません。万博当日が今から楽しみですね。