
「片田舎」ってどういう時に使うんだろう?

「田舎」はよく使うけど、「片田舎」は使うことが少ないよね。
「田舎」と「片田舎」は、両方とも都市から離れた地域を指しますが、微妙な違いがあります。
田舎と片田舎の違い
「田舎」と「片田舎」は、どちらも都会から離れたへんぴな田舎をさします。
「田舎」には故郷というもう一つの意味があり、東京出身でもその人にとっては東京が田舎(故郷)に該当します。
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田舎とは
田舎には2つの意味があります。
・あまり都会ではないところ
・生まれ故郷のこと
都会ではない場所を田舎と言うのはわかりやすいですが、東京も誰かにとっては田舎になるので「懐かしい故郷」や「実家」という意味で使われます。
田舎の使い方(例)
「私の祖父母は田舎に住んでいます。」
「田舎は自然が豊かで空気がきれいです。」
「都会の喧騒から離れて、田舎でリラックスするのが好きです。」
「ニューヨークから東京の田舎に帰省します」
片田舎とは
片田舎とは、都会から離れた辺鄙(へんぴ)な田舎で、孤立していて人がまばらな場所を表します。
交通や生活インフラが不十分であったり、地域社会のつながりが強いことが特徴です。
「ど田舎」とほとんど同じ意味で、テレビ番組「ポツンと一軒家」のようなところをイメージするとわかりやすいです。
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片田舎の使い方(例)
「嫁の家は町から離れた片田舎にあります。」
「村は本当に片田舎だから、交通手段が限られている。」
「彼は片田舎での生活になじめず、都会に戻りたがっている。」
「あの辺は片田舎だから周囲に住民が少ない。」

ぺんぴな場所は「田舎」よりも「片田舎」と言ったほうがわかりやすそうだね。

「田舎」には故郷というもう一つの意味があるから、「片田舎」のほうが伝わりやすいね。