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「震度」と「マグニチュード」の違い!地震情報の正しい見方

生活・文化

地震が起きたとき、テレビやスマホのニュースで「震度5」や「マグニチュード6.5」といった言葉をよく見かけますよね。でも、「震度」と「マグニチュード」って何が違うの?どっちが大事なの?と疑問に思ったことはありませんか?

この記事では、小学生でもわかるように、「震度」と「マグニチュード」の違いをやさしく、ていねいに解説します。地震が起きたときに正しい情報を知って、安全に行動できるように、一緒に学んでいきましょう!

震度とマグニチュードの違いとは?

「震度」と「マグニチュード」は、どちらも地震に関する数字ですが、意味はまったく違います。

  • 震度:地震が起きたときに、ある場所でどれくらい揺れたかを表す数字
  • マグニチュード:地震そのものが持つエネルギー(大きさ)を表す数字

たとえば、同じ地震でも、震源地に近い場所は大きく揺れて震度が高くなり、遠い場所では揺れが小さくなって震度が低くなります。一方、マグニチュードは「その地震そのものの大きさ」を表すので、1つの地震につき1つだけ決まります。

震度とは?~揺れの大きさを表す指標~

震度は、「その場所でどれくらい地面が揺れたか」を表す数字です。日本では気象庁が定めた10段階の「震度階級」を使っています。

震度は、地震の規模だけでなく、「震源地からの距離」や「地盤の硬さ」などによっても変わります。同じ地震でも、場所によって震度が違うのはこのためです。

震度の階級と体感の例

日本の震度階級は以下の10段階です。

震度揺れの感じ方の例
震度0人は揺れを感じない
震度1静かにしている人の中には揺れを感じる人がいる
震度2多くの人が屋内で揺れを感じる
震度3ほとんどの人が屋内で揺れを感じる
震度4屋内・屋外のほとんどの人が揺れを感じる
震度5弱多くの人が恐怖を感じ、物につかまりたくなる
震度5強物につかまらないと歩けない人が多い
震度6弱立っていることが困難になる
震度6強立っていられず、動くことも難しい
震度7身動きが取れず、建物の倒壊が多くなる

震度が大きくなるほど、揺れも強くなり、被害も大きくなります。

マグニチュードとは?~地震そのものの大きさ~

マグニチュードは、地震そのものが持つエネルギーの大きさを表す数字です。「M6.5」や「M7.3」など、「M」と数字で表記されます。

マグニチュードは、1つの地震につき1つだけ決まり、場所によって変わることはありません。マグニチュードが大きいほど、その地震が持つエネルギーも大きくなります。

マグニチュードの大きさとエネルギーの関係

マグニチュードは、1増えるごとにエネルギーが約32倍になります。たとえば、

  • M5の地震とM6の地震では、M6の方が32倍のエネルギー
  • M7の地震は、M5の地震の約1,000倍のエネルギー

世界最大の地震は1960年のチリ地震(M9.5)、日本では2011年の東日本大震災(M9.0)が最大です。

震度とマグニチュードの関係性

「マグニチュードが大きい=震度も大きい」と思いがちですが、実はそう単純ではありません。

  • 震源地に近い場所:マグニチュードが小さくても、震度が大きくなることがある
  • 震源地から遠い場所:マグニチュードが大きくても、震度が小さいことがある

つまり、マグニチュードは「地震そのものの大きさ」、震度は「その場所でどれくらい揺れたか」を表しているので、必ずしも比例しません。

どちらを重視すべき?地震発生時の注意点

地震が起きたとき、私たちの生活に直接影響するのは「震度」です。なぜなら、揺れの強さによって家具が倒れたり、建物が壊れたりするからです。

  • 震度が高い場所:すぐに身を守る行動が必要
  • マグニチュードが大きくても震度が小さい場所:被害は少ないこともある

もちろん、マグニチュードが大きい地震は広い範囲に影響を与えるので注意が必要ですが、まずは自分がいる場所の「震度」に注目しましょう。

よくある質問Q&A

Q. 震度とマグニチュードの意味をもう一度教えて!
A. 震度は「その場所での揺れの大きさ」、マグニチュードは「地震そのもののエネルギーの大きさ」です。

Q. 地震が起きたとき、どちらを見ればいいの?
A. まずは自分がいる場所の「震度」を見ましょう。揺れの強さによって、すぐに安全な場所に避難する必要があるか判断できます。

Q. 震度とマグニチュードはどうやって決まるの?
A. 震度は各地の観測点で計測され、マグニチュードは地震の波(地震波)を分析して決まります。

Q. 震度8ってあるの?
A. 日本の震度階級は最大で「震度7」までです。震度8はありません。

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まとめ

  • 震度は「その場所での揺れの大きさ」
  • マグニチュードは「地震そのものの大きさ(エネルギー)」
  • 同じ地震でも、場所によって震度は違う
  • マグニチュードが大きくても、震度が小さい場所もある
  • 地震が起きたら、まずは自分のいる場所の「震度」に注目!

地震の情報を正しく知ることで、いざというときに落ち着いて行動できます。家族や友だちともぜひ話し合ってみてくださいね。

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