「SIMカードとeSIMって何が違うの?」「どちらを選べばいいの?」こんな疑問を持つ方は多いはず。最近、多くの携帯電話会社でeSIMサービスが始まり、どちらを選ぶか迷いますよね。
私も最初は「eSIMって何だか難しそう…」と思っていましたが、実際に使ってみると想像以上に便利でした。この記事では、30代主婦の私が実際に両方を使ってみた体験談も交えながら、SIMカードとeSIMの違いや使い分け方を分かりやすく解説します。
どちらがあなたにピッタリなのか、この記事を読めばきっと答えが見つかりますよ!
SIMカードとeSIMの基本的な違い
まず、SIMとは「Subscriber Identity Module(加入者識別モジュール)」の略で、電話番号や契約情報が記録されたチップのことです。
SIMカードとは
SIMカードは、2008年頃から普及している物理的な小さなカードです。現在主流なのはnanoSIMカードで、スマホに差し込んで使います。
eSIMとは
一方、eSIMは「embedded Subscriber Identity Module」の略で、「embedded」には「組み込み式」や「埋め込み式」の意味があり、スマホ本体にあらかじめ埋め込まれた本体一体型のSIMです。
私が初めてeSIMを知ったとき、「カードがないのにどうやって通信するの?」と不思議に思いました。でも実際は、電子的にデバイスに内蔵されていて、カードの差し込みが不要なんです。
SIMカードとeSIMの具体的な違い
形と使い方の違い
SIMカード
- 物理的なカードの形をしている
- スマホに挿入して使用
- 紛失や破損のリスクがある
- 機種変更時は差し替えが必要
eSIM
- カードの実体がない(端末内蔵)
- オンラインで設定・開通が可能
- 紛失や破損の心配がない
- 機種変更時の差し替え不要
契約・開通の違い
SIMカード
- 自宅に送付してもらうか店頭で受け取る必要があり、申し込んでから利用可能になるまで一定の期間が必要
- 通常1〜3日程度かかる
eSIM
- オンラインで申し込みから開通まで完結し、思い立ったときに利用開始できる
- 最短数時間で開通可能
実際に私がeSIMを契約したときは、朝に申し込んで夕方には使えるようになっていました。この手軽さは本当に驚きました!
eSIMのメリットを詳しく解説
1. 即日開通の便利さ
eSIMはオンラインで申し込みから開通まで完結するため、急な海外出張や旅行でも対応できます。
私の体験談:子供の急な発熱で実家に帰ることになったとき、実家の電波が悪くて困りました。でもeSIMなら、その場でサブ回線を契約してすぐに使えたので、本当に助かりました。
2. デュアルSIMの活用
SIMカードとeSIMの組み合わせのほか、iPhone 13以降のモデルはeSIMとeSIMの組み合わせにも対応しています。
これにより:
- 仕事用とプライベート用の使い分け
- 国内用と海外用の使い分け
- データ容量の節約
3. 紛失・破損リスクの回避
SIMカードを紛失させたり破損させたりするリスクがなく、通常SIMカードが使えなくなると手数料を支払って再発行してもらうことになるが、eSIMなら安心です。
4. 接触不良の心配なし
物理SIMだと、たまに接触が悪くてネットに繋がらないということもあるが、eSIMは基本的にそういった心配がないのもメリットです。
悲報
— なんばひろこ∞タロットクロス∞クラファン中∞ (@hiroko_improve) August 1, 2023
私のスマホesim対応してにゃい。。。
SIM無くさないように10日ドキドキしないといけないのか。。。
eSIMのデメリットと注意点
1. 対応機種の制限
古い機種では使えないことがあるため、事前の確認が必要です。
iPhone対応機種 iPhoneは、2018年に発売されたXS・XS Max・XR以降の機種がeSIMに対応しています。
Android対応機種 機種によって対応状況が異なるため、購入前に確認が必要です。
2. 設定の複雑さ
eSIMの設定は慣れてしまえば簡単だが、はじめての場合はサポートが必要になることがあるという点があります。
私も最初は設定に30分くらいかかってしまいました。ただ、一度覚えてしまえば次からはスムーズにできるようになります。
3. 機種変更時の注意点
eSIMは端末に紐づいているため、機種変更時は再設定が必要です。事前にバックアップや移行手続きを忘れずに行いましょう。
eSIMのメリットも分かるけど、特に故障時には圧倒的に物理SIM一択なのを身を持って感じた🤔
— Blocks Bricks (@BlocksBricks1) November 13, 2024
docomoオンラインで申し込んで中1日で届くのはめちゃ助かった😆
いま緑のデザインなんやね(前はピンクやった)
サブ端末で久々Androidで使い方忘れてる…😅 pic.twitter.com/gxCVeTIMyV
SIMカードのメリット
1. 対応機種の多さ
ほぼ全てのスマートフォンで使用可能で、古い機種でも問題なく利用できます。
2. 設定の簡単さ
カードを挿入するだけで使えるため、機械が苦手な方でも安心です。
3. 機種変更時の簡単さ
カードを差し替えるだけで、新しい端末でもすぐに使えます。
SIMカードとeSIMの使い分け方
eSIMがおすすめの人
- 急な契約変更や追加契約が多い人
- 海外出張や旅行が多い人
- 複数回線を使い分けたい人
- 最新機種を使っている人
- オンラインでの手続きに慣れている人
SIMカードがおすすめの人
- 機械の操作が苦手な人
- 古い機種を使っている人
- 一つの回線を長期間使う人
- 実店舗でのサポートを重視する人
- 機種変更を頻繁にする人
実際の設定方法と手順
eSIMの設定手順(iPhone)
- 契約後に送られてくるQRコードを用意
- 「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」
- QRコードをスキャン
- 画面の指示に従って設定完了
私の体験談:最初は「QRコードって何?」という状態でしたが、画面の案内が丁寧で、思ったより簡単でした。ただし、Wi-Fi環境での設定が必要なので、自宅で行うのがおすすめです。
SIMカードの設定手順
- 届いたSIMカードをスマホに挿入
- 電源を入れる
- APN設定(自動設定の場合は不要)
- 開通完了
料金比較とコスト面での違い
基本的に、SIMカードとeSIMで月額料金に大きな差はありません。ただし:
eSIMの場合
- 発行手数料が無料のことが多い
- 再発行手数料も無料の場合が多い
SIMカードの場合
- 発行手数料:300〜3,000円程度
- 再発行手数料:1,000〜3,000円程度
長期的に見ると、eSIMの方がコストを抑えられる可能性があります。
主要キャリアの対応状況
現在、以下のキャリアでeSIMサービスを提供しています:
- NTTドコモ(ahamo含む)
- au(povo含む)
- ソフトバンク(LINEMO含む)
- 楽天モバイル
- IIJmio
- UQモバイル
- ワイモバイル
各社でサービス内容や料金が異なるため、比較検討することをおすすめします。
海外利用時の違い
eSIMの海外利用
- 現地到着前にオンラインで契約・設定可能
- 複数国対応プランが豊富
- 即時開通で便利
SIMカードの海外利用
- 現地でSIMカードを購入する必要がある
- 言語の壁や店舗探しの手間
- 紛失リスクがある
海外旅行では断然eSIMが便利です。私も海外旅行でeSIMを使いましたが、空港に着いた瞬間からネットが使えて、とても安心でした。
トラブル時の対処法
eSIMのトラブル
設定がうまくいかない場合
- Wi-Fi環境を確認
- QRコードの読み取り直し
- 携帯電話会社のサポートに連絡
通信ができない場合
- 回線の切り替え確認
- 設定のリセット
SIMカードのトラブル
認識しない場合
- SIMカードの挿入確認
- 端末の再起動
- SIMカードの清拭
接触不良の場合
- SIMカードの抜き差し
- SIMトレイの確認
海外旅行は絶対絶対絶対eSIM派✊🏻‼️
— あおチャン🩵 (@kusobiyoakaka) June 30, 2025
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よくある質問
Q1. SIMカードとeSIMの切り替えはできますか?
はい、多くのキャリアでSIMカードからeSIM、eSIMからSIMカードへの変更が可能です。ただし、手数料がかかる場合があります。事前に契約中のキャリアに確認しましょう。
私も一度、eSIMからSIMカードに変更したことがありますが、オンラインで簡単に手続きできました。
Q2. eSIMは複数の端末で同時に使えますか?
いいえ、eSIMは一つの契約につき一つの端末でのみ利用可能です。別の端末で使用する場合は、移行手続きが必要になります。
Q3. eSIM対応機種かどうかはどうやって確認できますか?
iPhoneの場合:「設定」→「一般」→「情報」で確認 Androidの場合:機種により異なるため、メーカーサイトで確認
購入前に必ず対応状況を確認することをおすすめします。
Q4. eSIMの設定でQRコードが読み取れない場合はどうすればいいですか?
QRコードが読み取れない場合は、手動で設定コードを入力する方法があります。また、画面が汚れていないか、明るい場所で読み取っているかも確認してみてください。
Q5. 海外でeSIMを使う場合の注意点はありますか?
海外でeSIMを使う場合は、現地の通信方式(4G/5G)に対応しているか事前に確認が必要です。また、現地到着時に回線をeSIMに切り替える場合は、設定に慣れていない場合に戸惑ってしまい、時間のロスにつながる可能性があるため、事前に設定方法を確認しておきましょう。
Q6. SIMカードとeSIMでデータ通信速度に違いはありますか?
基本的に、SIMカードとeSIMでデータ通信速度に違いはありません。速度は使用する回線や契約プランによって決まります。
「eSIM」の人気商品をレビュー件数順に楽天でチェック!まとめ
SIMカードとeSIMの主な違いをまとめると:
形と仕組み
- SIMカード:物理的なカード、挿入が必要
- eSIM:端末内蔵型、オンラインで設定
開通までの時間
- SIMカード:1〜3日程度
- eSIM:最短数時間
メリット
- SIMカード:設定が簡単、対応機種が多い
- eSIM:即日開通、紛失リスクなし、デュアルSIM対応
向いている人
- SIMカード:機械操作が苦手、古い機種使用、店舗サポート重視
- eSIM:急な契約変更多い、海外利用多い、複数回線使い分け
どちらを選ぶかは、あなたのライフスタイルや使い方次第です。初心者の方はSIMカードから始めて、慣れてきたらeSIMに挑戦するのもいい方法ですね。
私自身、最初は不安でしたが、実際に使ってみるとeSIMの便利さに驚きました。特に急な契約変更や海外利用では、その便利さを実感できると思います。
この記事が、あなたにピッタリのSIM選びの参考になれば嬉しいです!