大阪・関西万博が開催されて話題になっていますが、「万博会場」と「万博公園」を間違えてしまう人がとっても多いんです。実際に、万博記念公園には「2025年大阪・関西万博の会場ではございません」という注意書きが出されるほど!
私も最初は「万博だから万博公園でしょ?」と思っていましたが、調べてみると全く違う場所だったんです。今回は、この2つの違いについてやさしく説明していきます。
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太陽の塔のある万博記念公園の注意書き
— おかちん 🌗 (@ocachin) June 1, 2025
来園の皆さまへ重要なお知らせ
万博記念公園は、1970年大阪万博の跡地に作られた公園です 2025年大阪・関西万博の会場ではございません お間違えのないよう十分にご確認ください pic.twitter.com/5ULZuse7Hw
「万博会場」とは?現在開催中の2025年大阪・関西万博の会場
「万博会場」とは、2025年に開催されている大阪・関西万博(EXPO 2025)の会場のことです。正式な場所は大阪市の「夢洲」(ゆめしま)という人工島にあります。
万博会場の基本情報
- 正式名称: 2025年日本国際博覧会会場
- 場所: 大阪府大阪市此花区夢洲
- 最寄り駅: 夢洲駅(大阪メトロ中央線)
- 開催期間: 2025年4月13日~10月13日(184日間)
- テーマ: いのち輝く未来社会のデザイン
夢洲は大阪湾にある人工島で、普段はあまり馴染みのない場所かもしれません。でも、万博のために新しく夢洲駅も作られて、今まさに多くの人が訪れているんです。
万博会場へのアクセス方法
万博会場への行き方は主に2つです:
- 電車: 大阪メトロ中央線「夢洲駅」から徒歩
- バス: 大阪市内の主要駅からシャトルバス
車で直接行くことはできないので、必ず電車やバスを使う必要があります。
「万博公園」とは?1970年大阪万博の跡地にある公園
一方、「万博公園」(正式名称:万博記念公園)は、1970年に開催された日本万国博覧会の跡地に作られた公園のことです。
万博公園の基本情報
- 正式名称: 万博記念公園
- 場所: 大阪府吹田市千里万博公園
- 最寄り駅: 万博記念公園駅(大阪モノレール)
- 開園: 1972年(1970年万博終了後に整備)
- 有名な施設: 太陽の塔、自然文化園、日本庭園など
太陽の塔で有名な万博記念公園は、55年前の1970年大阪万博が行われた場所なんです。今は緑豊かな公園として、多くの人に愛されています。
なぜ間違えやすいの?混同する理由を解説
理由1:名前が似ている
「万博会場」と「万博公園」、どちらも「万博」という言葉が入っているので、同じ場所だと思ってしまうのは自然なことです。
理由2:どちらも大阪府内にある
両方とも大阪府内にあるため、「大阪の万博といえば」と考えると混同しやすいんです。
理由3:検索結果で混乱
「万博」や「ばんぱく」で検索すると、両方の情報が出てくるため、どちらが正しいのか分からなくなってしまいます。
実際に間違えた人たちの体験談
私の周りでも、実際に間違えてしまった人がいます。
友人のAさんは、「万博を見に行こう!」と家族で万博記念公園に向かったそう。到着してから「あれ?なんか違う…」と気づいて、慌てて正しい会場である夢洲に向かったんです。でも、距離がかなり離れているので、結局その日は万博を諦めることになってしまったとか。
場所・アクセスの違いを詳しく比較
万博会場(夢洲)のアクセス
- 場所: 大阪市此花区(大阪湾の人工島)
- 最寄り駅: 夢洲駅
- 大阪駅からの時間: 約40分
- 梅田からの時間: 約40分
- アクセス: 大阪メトロ中央線または各駅からのシャトルバス
万博公園(万博記念公園)のアクセス
- 場所: 吹田市(大阪府北部の内陸部)
- 最寄り駅: 万博記念公園駅
- 大阪駅からの時間: 約30分
- 梅田からの時間: 約25分
- アクセス: 大阪モノレール
この2つの場所は、直線距離で約20キロも離れているんです!電車で移動すると1時間以上かかってしまいます。
つじさん(@t_tsuji)のマップをベースに万博コーヒーマップを作成しました
— oka3219 (@oka3219) June 26, 2025
よかったらご自由にお使いください #EXPO2025#大阪関西万博 #万博コーヒー pic.twitter.com/iKh0c9c5BD
間違えないための覚え方・見分け方
覚え方1:年代で覚える
- 1970年 = 万博記念公園(過去の万博の跡地)
- 2025年 = 夢洲の万博会場(現在開催中)
覚え方2:場所の特徴で覚える
- 太陽の塔がある = 万博記念公園
- 海に浮かぶ人工島 = 夢洲の万博会場
覚え方3:駅名で覚える
- 万博記念公園駅 = 1970年万博の跡地公園
- 夢洲駅 = 2025年万博の会場
「万博会場」と「万博公園」の使い分け例文
万博会場を使った例文
- 「今度の休みに、万博会場に行ってみよう」
- 「万博会場までの交通手段を調べています」
- 「万博会場では最新技術の展示が見られるよ」
万博公園を使った例文
- 「万博公園で太陽の塔を見てきました」
- 「万博公園は桜の名所としても有名です」
- 「子どもと一緒に万博公園でピクニックをしました」
現在の状況:なぜこんなに間違いが多いの?
2025年4月に大阪・関西万博が開幕してから、万博記念公園には「2025年大阪・関西万博の会場ではございません」という注意書きが出されました。それほど多くの人が間違えて訪れているということなんです。
万博記念公園の公式サイトでは、「当公園に大阪・関西万博会場と間違えて来られるお客様が大変多くなっています」と注意喚起をしているほどです。
さらに、Yahoo!乗換案内では「ばんぱく」と検索すると、2025年万博会場の最寄り駅である「夢洲駅」が優先的に表示されるような対策も取られています。
よくある質問(FAQ)
Q1:万博記念公園から2025年万博会場まではどのくらい時間がかかりますか?
万博記念公園(吹田市)から夢洲の万博会場まは、電車を乗り継いで約1時間30分かかります。距離にして約20キロも離れているので、間違えて万博記念公園に行ってしまうと、その日のうちに万博会場に行くのは難しくなってしまいます。
Q2:万博記念公園と万博会場、どちらも「万博」の名前がついているのはなぜですか?
万博記念公園は1970年の日本万国博覧会(大阪万博)の跡地に作られた公園だからです。一方、現在の万博会場は2025年の大阪・関西万博の会場です。どちらも「万博」に関連した場所ですが、開催年も場所も全く違います。
Q3:間違えて万博記念公園に行ってしまった場合はどうすればいいですか?
まず落ち着いて、2025年万博の正しい会場である「夢洲」への行き方を調べましょう。万博記念公園から夢洲までは時間がかかるので、時間に余裕があるかどうかを確認してください。もし時間が足りない場合は、別の日に改めて計画を立てることをおすすめします。
Q4:なぜ2025年万博は夢洲で開催されることになったのですか?
夢洲が選ばれた理由は、広大な敷地を確保できることと、既存の公園を壊したり市民の利用を制限したりする必要がないためです。当初は万博記念公園なども候補地として検討されましたが、公園利用者への影響や災害時の避難場所としての機能を考慮して、最終的に夢洲が選ばれました。
「万博」の人気商品をレビュー件数順に楽天でチェック!まとめ:「万博会場」と「万博公園」の違いを整理
「万博会場」と「万博公園」の違いをもう一度整理すると:
万博会場(夢洲)
- 2025年大阪・関西万博の開催地
- 大阪市此花区の人工島
- 最寄り駅:夢洲駅
- 現在開催中のイベント会場
万博公園(万博記念公園)
- 1970年大阪万博の跡地に作られた公園
- 大阪府吹田市の内陸部
- 最寄り駅:万博記念公園駅
- 太陽の塔で有名な公園施設
この2つは全く違う場所なので、2025年万博を見に行きたい方は必ず「夢洲」の万博会場に向かってくださいね。間違えないよう、事前にしっかりと場所を確認してから出発することが大切です。
みなさんも、この記事を参考にして正しい場所に向かい、素敵な万博体験を楽しんでくださいね!