「今日地震があった」「震度5の地震が起きた」など、日常会話でよく使われる「地震」と「震度」という言葉。でも、実はこの2つの言葉には明確な違いがあることをご存知でしょうか?
私も子供の頃は何となく同じような意味だと思っていましたが、大人になってニュースを見るようになると、アナウンサーが「震度4の地震」と言ったり、「マグニチュード7.0の地震で震度5強を観測」と言ったりしているのを聞いて、「あれ?何が違うんだろう?」と疑問に思うようになりました。
実は、私と同じように「地震」と「震度」の違いがよく分からないという方は意外と多いんです。でも大丈夫!この記事を読めば、誰でも簡単に違いを理解できるようになりますよ。
今回は、「地震」と「震度」の基本的な違いから、具体的な使い分け方、さらには覚えやすいコツまで、分かりやすく解説していきます。災害に関する正しい知識を身につけて、いざという時に備えましょう。
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「地震」とは何か?基本的な意味を理解しよう
「地震」とは、地球の内部で起こる現象そのものを指します。簡単に言うと、地下の岩盤が割れたり、プレートがずれたりすることで発生する「揺れ」の現象全体のことです。
地震は地下で起こる現象なので、私たちが感じる揺れの強さに関係なく、地下で岩盤が動けばそれは「地震」と呼ばれます。人間が感じないほど小さな揺れでも、逆に建物が倒壊するほど大きな揺れでも、すべて「地震」なのです。
例えば、「昨日の夜中に地震があった」と言う場合、これは地下で岩盤が動いて揺れが発生したという現象を表しています。揺れの大きさがどれくらいだったかは、この「地震」という言葉だけでは分からないんですね。
私が住んでいる地域では、時々小さな地震が起こります。夜中にベッドがわずかに揺れて目が覚めることがあるのですが、翌朝ニュースで「震度1の地震がありました」と報道されることもあれば、全くニュースにならないこともあります。でも、どちらも「地震」という現象が起こったことには変わりありません。
「震度」とは何か?揺れの強さを表す指標
一方、「震度」とは、地震によって発生した揺れの強さを表す指標のことです。日本では気象庁が定めた震度階級という基準を使って、震度0から震度7までの10段階で揺れの強さを表します。
震度は、実際にその場所で観測された揺れの大きさを数値化したものです。同じ地震でも、震源からの距離や地盤の状況によって、場所によって震度が違うことがよくあります。
例えば、「震度4の揺れを観測しました」という場合、これはある特定の場所で測定された揺れの強さが震度4だったということを表しています。
私の実体験で説明すると、以前大きな地震があった時、我が家では食器がカタカタと音を立てて揺れる程度でしたが、同じ県内でも山間部の実家では本棚から本が落ちるほど強く揺れていました。後でニュースを見ると、我が家の地域は震度3、実家の地域は震度5弱だったんです。同じ地震でも場所によって震度が違うということを、身をもって体験しました。
地震と震度の決定的な違いとは?
地震と震度の最も大きな違いは、「現象そのもの」と「現象の強さを表す指標」という点です。
地震は「何が起こったか」を表し、震度は「どれくらい強く揺れたか」を表します。料理に例えると、「火事」と「火の強さ(強火・中火・弱火)」の関係に似ていますね。
具体的な違いをまとめると以下のようになります。
地震の特徴
- 地下で起こる現象そのもの
- 揺れの強さは関係なく、現象があれば「地震」
- 場所に関係なく、一つの現象として扱われる
震度の特徴
- 揺れの強さを数値で表したもの
- 同じ地震でも場所によって震度が異なる
- 震度0~7の10段階で表現される
私がこの違いをしっかり理解できたのは、子供に地震のことを説明する機会があった時でした。「地震って何?」と聞かれて、「地面が揺れること」と答えたところ、「じゃあ震度って何?」と続けて質問されました。その時に、「地震は地面が揺れること、震度はその揺れがどれくらい強いかを表す数字」と説明したら、子供も「あー、なるほど!」と納得してくれました。
【震度速報 2025年8月25日 01:46】
— 特務機関NERV (@UN_NERV) August 24, 2025
1時44分頃、地震がありました。震度3以上を観測した地域は次の画像のとおりです。
今後の情報に注意してください。 pic.twitter.com/qkTseEWIfo
正しい使い分け方を例文で学ぼう
地震と震度の違いが分かったところで、実際にどのように使い分ければよいのか、具体的な例文を見ながら学んでいきましょう。
正しい使い方の例
「昨夜、地震がありました」 → 地下で岩盤が動いて揺れが発生したという現象を表現
「震度3の揺れを観測しました」 → その場所で測定された揺れの強さを表現
「マグニチュード6.5の地震が発生し、最大震度5弱を観測しました」 → 地震の規模と各地で観測された最大の揺れの強さを表現
よくある間違った使い方
「震度の地震が起きた」 → 震度は揺れの強さなので、この表現は不自然
「地震5強を観測」 → 観測されるのは震度なので、「震度5強を観測」が正しい
私もニュースを見ていて、アナウンサーが「震度4の地震」と言っているのを聞くことがありますが、厳密に言うと「震度4を観測した地震」の方が正確な表現なんですね。
日常会話での自然な使い方
実際の日常会話では、あまり堅苦しく考える必要はありません。大切なのは、相手に正しく伝わることです。
家族との会話例
「さっき地震があったね」 「うん、結構揺れたよね。震度いくつだったんだろう?」 「ニュース見たら震度3だって」
職場での会話例
「今朝の地震、大丈夫でしたか?」 「はい、震度2ぐらいでしたから、特に問題ありませんでした」
友人とのLINEでの会話例
「地震あったけど大丈夫?」 「こっちは震度3だった。棚の物が少し動いたぐらい」
私の経験では、普段の会話では「地震があった」という表現をよく使い、具体的な揺れの強さを話したい時に「震度○○だった」と付け加えることが多いです。
覚えやすいコツと記憶術
地震と震度の違いを覚えるコツをいくつかご紹介します。
コツ1:「現象」と「数値」で覚える 地震=現象(何が起こったか) 震度=数値(どれくらい強いか)
コツ2:身近な例で覚える 雨=現象、雨量=強さの数値 風=現象、風速=強さの数値 地震=現象、震度=強さの数値
コツ3:「度」の字に注目 震「度」は温度や湿度と同じように、何かの程度を表す「度」が付いている
私がこの違いを覚えられたのは、「地震は英語でearthquake(現象を表す)、震度はseismic intensity(強さを表す)」と英語で考えた時でした。言語が違うと概念の違いがより明確に見えることがあるんですね。
地震情報を正しく理解するために
ニュースなどで地震情報を聞く時は、以下のポイントに注意して聞くと、より正確に状況を理解できます。
マグニチュードと震度の違い 地震のニュースでは「マグニチュード」という言葉も出てきます。マグニチュードは地震そのものの規模(エネルギーの大きさ)を表し、震度は各地で観測された揺れの強さを表します。
最大震度の意味 「最大震度5弱」と報道された場合、これは全国各地で観測された震度の中で最も大きかった値が震度5弱だったという意味です。
震源地と震度の関係 一般的に震源地に近いほど震度は大きくなりますが、地盤の状況によって必ずしもそうとは限りません。
私は以前、震源地から遠い場所なのに近い場所より震度が大きかった地震を経験しました。後で調べてみると、地盤が軟弱な地域では揺れが増幅されることがあると知り、地震の複雑さを実感しました。
災害への備えに活かす知識
地震と震度の違いを理解することは、災害への備えにも役立ちます。
震度階級と対策 各震度でどのような現象が起こるかを知っておくと、適切な対応ができます。
震度1~2:ほとんど揺れを感じない 震度3:少し揺れを感じる 震度4:かなり揺れる、歩いている人も気づく 震度5弱:物が落ちる、立っていられない人もいる 震度5強:家具が倒れることがある 震度6弱:立っていることが困難 震度6強:這わないと動けない 震度7:投げ出される
緊急地震速報の理解 緊急地震速報は「震度5弱以上の揺れが予想される地域」に発表されます。これは震度という指標があるからこそできる警報システムなのです。
私の家では、震度4以上の地震があった時は必ず家族で安全確認をするルールを作っています。震度階級を理解していることで、どの程度の警戒が必要かを判断できるようになりました。
子供にも分かりやすく説明する方法
お子さんがいる方は、地震と震度の違いをどう説明すればよいか悩むこともあるでしょう。
分かりやすい説明例
「地震は地面がゆらゆら揺れること。震度は、その揺れがどれくらい強いかを表す数字だよ。震度1は『あれ?少し揺れた?』ぐらい、震度3は『あ、地震だ!』と分かるぐらい、震度5は『わー、大きな地震!』という感じかな」
体験を通じた説明
実際に小さな地震があった時に、「今の地震は震度2ぐらいだったね。ちょっと揺れたけど、怖くなかったでしょ?」と具体的に説明すると、子供も理解しやすくなります。
私は子供たちに、「地震は地面の下で起こることで、震度はそのせいでどれくらい揺れたかを表す数字」と説明しています。子供なりに理解してくれて、地震のニュースを見る時も「震度いくつ?」と聞いてくるようになりました。
#一目で絶望を表現してください
— VCT@s207 (@VCTevo) August 20, 2025
震度5強の翌朝。 pic.twitter.com/oXNjzEFNwB
よくある質問
Q1:「震度4の地震」という表現は間違いですか?
「震度4の地震」という表現は、厳密には正確ではありませんが、日常会話では一般的に使われています。より正確には「震度4を観測した地震」や「最大震度4の地震」と表現する方が適切です。ただし、意味は十分に伝わるので、神経質になる必要はありません。
Q2:同じ地震でも場所によって震度が違うのはなぜですか?
震源からの距離や地盤の状況によって、揺れの伝わり方が異なるためです。一般的に震源に近いほど震度は大きくなりますが、軟弱な地盤では揺れが増幅され、硬い地盤では揺れが小さくなることがあります。そのため、同じ地震でも各地で観測される震度は異なります。
Q3:マグニチュードと震度はどう違うのですか?
マグニチュードは地震そのものの規模(エネルギーの大きさ)を表し、震度は各地で観測された揺れの強さを表します。マグニチュードは一つの地震に対して一つの値しかありませんが、震度は観測地点ごとに異なる値になります。
Q4:震度0でも地震と呼ぶのですか?
はい、人間が感じないほど小さな揺れでも地震は地震です。地震計で検知されれば震度0として記録されますし、地震計でも検知されないような微小な揺れでも、地下で岩盤が動けば地震現象が起こったということになります。
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地震と震度の違いについて詳しく解説してきましたが、ポイントを整理すると以下のようになります。
地震は地下で起こる現象そのもので、震度はその現象によって生じた揺れの強さを数値化した指標です。地震は「何が起こったか」を表し、震度は「どれくらい強く揺れたか」を表します。
日常生活では、「地震があった」という現象の表現と、「震度○○だった」という強さの表現を使い分けることで、より正確な情報伝達ができるようになります。
この知識は災害への備えにも役立ちますので、家族みんなで正しい理解を共有しておくことをおすすめします。地震大国である日本に住む私たちにとって、これらの基本的な知識を身につけることは、安全で安心な生活を送るための第一歩と言えるでしょう。