ビームスって名前のついたお店をよく見かけるけど、何がどう違うの?そんな疑問をお持ちの方、実は結構多いんです。私も子供の服を買いに行った時、ビームスとビームスプラスの違いがよく分からなくて店員さんに聞いたことがあります。
実は、ビームスには30種類以上ものレーベル(ブランドライン)があって、それぞれ全く違うテイストやコンセプトを持っているんです。今回は、特に人気の5つのレーベルについて、分かりやすく解説していきますね!
「ビームス(BEAMS)」とは
ハレの日のためにいいものを厳選✨️
— BEAMS|ビームス (@BEAMS_JP) October 14, 2025
オケージョンアイテムは長く使いたいもの。
フォーマルシーンに合う品格は備えつつ、スペシャルなデイリーウェアとしても活用できる💯そんなセレモニーウェアと小物をチョイスしました。
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ビームスは1976年に創立された、日本のセレクトショップです。もともとはアメリカの洋服を輸入して販売するお店としてスタートしました。
現在は輸入ブランドの販売だけでなく、オリジナル商品の製造も行っています。つまり、ビームスという会社があって、その中にいろいろなブランドラインが存在しているというわけです。
ユナイテッドアローズ、シップスとともに「セレクトショップの御三家」と呼ばれています。日本のファッション業界では、誰もが知っている有名なお店なんですよ。
ビームス各レーベルの特徴と違い
それでは、それぞれのレーベルがどう違うのか、詳しく見ていきましょう。
BEAMS(ビームス)メインライン
1976年にブランド創立と共に生まれたメンズカジュアルレーベルで、「BASIC & EXCITING」をテーマに心地良い日常着を提案しています。
特徴:
- アメリカンカジュアルがベース
- スポーツ、ワーク、ミリタリー、サーフスタイルなど幅広いジャンル
- 古着のような雰囲気のアイテムが多い
- カジュアルで着やすいスタイル
価格帯: オリジナル商品の価格帯は約1〜2万円
対象年齢: 20代を中心とした若者向け
私の経験談ですが、家族でショッピングに行った時、夫がビームスで見つけたカジュアルなTシャツを購入したんです。アメカジっぽいデザインで、デニムに合わせやすくて重宝しています。普段使いにぴったりで、値段も手頃だったのが良かったですね。
BEAMS PLUS(ビームスプラス)
「永年着られる飽きのこない本物の男服」をコンセプトに1999年にスタートしたレーベルで、1940〜60年代中期頃のアメリカのユニフォームをベースにしています。
特徴:
- メインのビームスよりさらにアメカジ色が強い
- ヴィンテージ感のあるデザイン
- 黄金期のアメリカのファッションを現代にアップデートする点が特徴
- こだわりのある大人向け
価格帯: メイン価格帯は1〜2万円
対象年齢: 20〜40代
メインのビームスとの違い: ビームスプラスは、より本格的なアメリカンスタイルを追求しています。海外でも高く評価されており、ニューヨークの高級百貨店でも商品が販売されています。メインのビームスが幅広いカジュアルスタイルを扱うのに対し、ビームスプラスはアメリカの黄金期のスタイルに特化しているんです。
Ray BEAMS(レイビームス)
1984年にビームス初のウィメンズレーベルとして誕生し、「The Way of Chic」をコンセプトにしています。
特徴:
- 女性向けのレーベル
- トレンドとベーシックを自由な発想でスタイリングに取り入れる
- ボーイッシュではなく、女性らしいデザイン
- ワンピースが豊富で、シューズはパンプスやブーツが中心
価格帯: メイン価格帯は5000円〜1万5000円
対象年齢: 20代〜30代の女性
私自身、レイビームスでワンピースを購入したことがあります。トレンドを取り入れつつも着やすくて、ママ友とのランチにもぴったりでした。カジュアルすぎず、でもきちんと感もある絶妙なバランスが魅力的なんですよね。
BEAMS BOY(ビームスボーイ)
〈Gramicci × BEAMS BOY〉
— BEAMS|ビームス (@BEAMS_JP) October 2, 2025
「ガラミチ」コレクションより🌟
クラシックな柄を纏った別注ナイロンパンツ🎖️
立体感があるリラックスシルエット。
裾のドローコードを絞ればカジュアルに、絞らなければきれいめに✨️
アウトドアからタウンユースまで活躍します💯
アイテムはこちら✔
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1998年にスタートしたウィメンズレーベルで、「BOY」という名前がついていますが女性向けのブランドです。
特徴:
- メンズアイテムをサイズダウンしたようなウィメンズアイテムを扱う
- ボーイッシュでメンズライクなデザイン
- スカートやワンピースの取り扱いは少なめで、シューズは大半がスニーカー
- カジュアルでラフなスタイル
価格帯: メイン価格帯は5000円〜1万5000円
対象年齢: 20代〜30代の女性
レイビームスとの違い: どちらも女性向けですが、レイビームスは女性らしいデザインが多く、ビームスボーイは明らかにメンズっぽいデザインや色合いが特徴です。レイビームスがワンピースやパンプスが豊富なのに対し、ビームスボーイはパンツスタイルとスニーカーが中心なんですね。
子供の公園遊びに付き合う時は、ビームスボーイのようなボーイッシュなアイテムが動きやすくて便利です。実際、ママ友の中にも愛用している人が多いですよ。
BEAMS F(ビームスエフ)
【25SS BEAMS F LINE UP説明会】
— BEAMS F (@BEAMSF) November 15, 2024
11/14,15の2日間で、〈BEAMS F〉〈Brilla per il gusto〉による25年春夏商品説明会を行いました。全国のスタッフが一同に集結する、半年に一度の恒例行事。皆様に喜んで頂けるようなモノをお届け出来たらと思います。 pic.twitter.com/fOxkpOPGtZ
1978年にスタートしたメンズドレスレーベルで、「F」は「FUTURE」に由来しています。
特徴:
- ヨーロッパのクラシックをベースにした大人向けの重衣料とカジュアル
- きれい目でエレガントなスタイル
- スーツなどフォーマルなアイテムも扱い、ネクタイの取り扱いが非常に多い
- より上質で落ち着いた雰囲気
価格帯: メインのビームスより高めの設定
対象年齢: 30代以上でファッション感度の高い人向け
メインのビームスとの違い: ビームスがアメリカンカジュアルなのに対し、ビームスFはヨーロッパのクラシックスタイルがベース。よりフォーマルで大人っぽい印象です。夫の会社の先輩がビームスFのジャケットを愛用していて、とても上品で素敵でした。
各レーベルの使い分け方
それぞれのレーベルをどう使い分ければいいか、シーン別にまとめてみました。
休日のカジュアルスタイルなら:
- メインのBEAMS(ビームス)がおすすめ
- 気軽に着られるアメカジスタイルが豊富
こだわりのアメカジスタイルなら:
- BEAMS PLUS(ビームスプラス)
- ヴィンテージ感のある本格的なアイテムが揃う
女性らしいカジュアルスタイルなら:
- Ray BEAMS(レイビームス)
- トレンドを取り入れた女性らしいアイテムが見つかる
ボーイッシュ・スポーティーなスタイルなら:
- BEAMS BOY(ビームスボーイ)
- 動きやすくてカジュアルなアイテムが充実
ビジネスやフォーマルシーンなら:
- BEAMS F(ビームスエフ)
- 上質でエレガントなアイテムが揃う
ビームス各レーベルの歴史
ビームスの歴史を知ると、それぞれのレーベルの特徴がより理解しやすくなります。
1976年にセレクトショップ「ビームス」がスタートし、1978年に「ビームスF」、1984年に初のウィメンズレーベル「レイビームス」が誕生しました。1998年にウィメンズレーベル「ビームスボーイ」、1999年に「ビームスプラス」がスタートしています。
それぞれのレーベルが時代のニーズに合わせて生まれてきたことが分かりますね。最初はメンズカジュアルだけだったのが、女性向け、フォーマル向けと広がっていったんです。
よくある質問
Q1. ビームスとビームスプラスは同じお店で買えますか?
ビームス、ビームスプラス、ビームスFは全国のビームス業態の店舗で取り扱われています。ただし、店舗によって取り扱いレーベルが異なる場合があるので、事前に確認するのがおすすめです。大きな旗艦店では複数のレーベルを一度に見られることが多いですよ。
私の経験では、大型店舗に行くと各レーベルのコーナーが分かれていて、一度にいろいろ見られて便利でした。
Q2. レイビームスとビームスボーイ、どちらが自分に合っているか分かりません
レイビームスは女性らしいデザインでワンピースやパンプスが豊富、ビームスボーイはメンズライクでスニーカーとパンツスタイルが中心という違いがあります。
きれい目なカジュアルスタイルが好きならレイビームス、スポーティーでボーイッシュなスタイルが好きならビームスボーイがおすすめです。実際に店舗で試着してみると、自分に合うスタイルが見つかりますよ。
Q3. ビームスの商品は高いですか?
メインのビームスやビームスプラスはオリジナル商品で1〜2万円、レイビームスやビームスボーイは5000円〜1万5000円が中心価格帯です。
セレクトショップとしては手頃な価格設定で、品質を考えるとコストパフォーマンスは良いと思います。私も実際に購入して長く着られているので、価格以上の価値があると感じています。
Q4. ビームスFは若い人が着ても変ですか?
ビームスFは30代以上向けとされていますが、年齢よりもスタイルの好みが重要です。きれい目でクラシックなスタイルが好きなら、20代でも十分着こなせます。
むしろ若いうちから上質なアイテムに触れるのは、ファッションセンスを磨く良い機会になりますよ。
「BEAMS」の人気商品をレビュー件数順に楽天でチェック!まとめ
ビームスの各レーベルの違いをまとめると、こうなります。
- BEAMS(ビームス):アメリカンカジュアルがベースのメンズライン。幅広いカジュアルスタイルで若者向け。
- BEAMS PLUS(ビームスプラス):ヴィンテージ感のある本格的なアメリカンスタイル。こだわり派の大人向け。
- Ray BEAMS(レイビームス):ビームス初のウィメンズレーベル。トレンドと女性らしさを両立。
- BEAMS BOY(ビームスボーイ):メンズライクでボーイッシュなウィメンズレーベル。スポーティーなスタイルが好きな女性向け。
- BEAMS F(ビームスエフ):ヨーロッパのクラシックスタイルがベースのメンズライン。大人のきれい目スタイル向け。
それぞれが明確に異なるコンセプトを持っているので、自分の好みやシーンに合わせて選べるのがビームスの魅力です。ぜひ実際の店舗やオンラインショップで、お気に入りのレーベルを見つけてみてくださいね!
私自身、ビームスの各レーベルを使い分けるようになってから、ファッションの幅がぐっと広がりました。子供の学校行事にはレイビームス、公園遊びにはビームスボーイと、シーンに合わせて選べるのが本当に便利です。あなたもきっと、自分にぴったりのレーベルが見つかるはずですよ!

