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「筋力」と「持久力」の違い!トレーニング方法を徹底解説

健康・スポーツ

「筋力」と「持久力」って、同じようで実は全然違うんです。私も運動を始めたばかりの頃は、どちらも「体力」というざっくりしたイメージでとらえていました。でも、子育てをしながら日々体を動かすうちに、この2つの違いがどれだけ大切かを実感するようになりました。

重い荷物を一気に持ち上げるのが得意な人もいれば、軽い荷物を長時間持ち続けられる人もいますよね。これこそが「筋力」と「持久力」の違いなんです。この記事では、両者の違いを分かりやすく解説していきます。

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「筋力」とは

筋力とは、筋肉が1回の収縮で発揮できる最大の力のことです。もっと簡単に言うと、どれだけ重いものを一度に持ち上げられるかという能力ですね。

私がよく実感するのは、買い物袋を持つときです。スーパーで大量に買い物をして、2リットルのペットボトルやお米が入った重い袋を一気に持ち上げる瞬間、これこそが筋力を使っている場面なんです。

筋力は主に「速筋」と呼ばれる筋線維が関係しています。速筋はパワーが高いものの、疲れやすいという特徴があります。だから、重いものを一瞬持ち上げられても、ずっと持ち続けるのは難しいんですね。

筋力が必要な場面の例

  • 重い荷物を持ち上げる
  • 階段を一気に駆け上がる
  • ボールを遠くへ投げる
  • 子どもを抱き上げる
  • 瓶のふたを開ける

「持久力」とは

持久力(筋持久力)とは、繰り返しの負荷を何回も続けられる能力のことです。つまり、軽い負荷でも長時間動き続けられる力のことなんです。

簡単に言うと、重いものを1回持ち上げられるのが「筋力」、同じ重さのものを何回も持ち上げられるのが「持久力」になります。

例えば、掃除機をかけるとき。掃除機自体はそれほど重くないけれど、家中をかけ終えるまでには結構な時間がかかりますよね。これが持久力を使っている場面です。私も最初のうちは、途中で腕が疲れてしまって休憩が必要でしたが、続けているうちに楽にできるようになりました。

持久力は主に「遅筋」という筋線維が関係しています。遅筋はパワーは小さいものの、疲れにくく、長時間働き続けることができます。

持久力が必要な場面の例

  • 長時間歩き続ける
  • 階段を何度も上り下りする
  • 子どもを長時間抱っこする
  • 立ち仕事を続ける
  • マラソンを走る

筋力と持久力の決定的な違い

両者の違いを表にまとめると、こんな感じになります。

筋力の特徴

  • 一度に大きな力を発揮できる
  • 短時間で最大のパワーを出す
  • 速筋が主に働く
  • 疲れやすい
  • 重量挙げやスプリントで重要

持久力の特徴

  • 長時間力を維持できる
  • 繰り返し動作を続けられる
  • 遅筋が主に働く
  • 疲れにくい
  • マラソンや日常生活で重要

筋力は高負荷・低回数の運動に関連し、持久力は低から中強度の運動を長時間行う際に必要となる能力です。

私の場合、子どもが小さい頃は抱っこする機会が多かったので、持久力がとても大切でした。一方で、成長して体重が増えてきた子どもを地面から抱き上げるには、筋力も必要になってきたんです。日常生活では、実は両方の力が必要なんですよね。

筋力を鍛えるトレーニング方法

筋力のトレーニングは、最大筋力に近い高い負荷でレジスタンス運動を行い、筋が修復されるまで2〜3日の休息をとることを繰り返します。

具体的には、以下のような方法が効果的です。

高負荷・低回数トレーニング

  • 重めのダンベルを使って5〜8回できる程度の負荷で行う
  • セット間の休憩をしっかりとる(90秒〜3分程度)
  • 週2〜3回程度行う

おすすめの筋力トレーニング

  • スクワット(太もも、お尻の筋力アップ)
  • 腕立て伏せ(胸、腕の筋力アップ)
  • デッドリフト(背中、下半身の筋力アップ)
  • プランク(体幹の筋力アップ)

私も最初は軽い負荷から始めましたが、徐々に重さを増やしていくことで、日常生活がぐんと楽になりました。重い買い物袋を持つのも、以前ほど大変に感じなくなったんです。

持久力を鍛えるトレーニング方法

持久力のトレーニングは、最大筋力の4割程度の軽い負荷で有酸素運動を行い、運動できる限界に近づくように繰り返し続けることで行われます。

低負荷・高回数トレーニング

  • 軽めの負荷で15〜25回以上できる程度で行う
  • セット間の休憩は短め(30秒〜1分程度)
  • 長時間継続する

おすすめの持久力トレーニング

  • ウォーキング・ジョギング
  • 自転車こぎ
  • 水泳
  • エアロビクス
  • 軽めのダンベルで高回数トレーニング

持久力トレーニングによって筋線維周りの毛細血管が発達し、酸素供給力が高まることで持久力が向上します。

私は毎朝の散歩を習慣にしていますが、続けているうちに疲れにくくなり、家事をこなすのも楽になりました。持久力が上がると、日常生活全体が快適になるんです。

日常生活での使い分けと活用例

筋力と持久力、どちらも大切ですが、場面によって使い分けることが重要です。

筋力が活きる場面

例文1: 「引っ越しで大きな家具を運ぶときは、筋力がないと一人では無理だった。」

例文2: 「子どもが転んで泣いているとき、すぐに抱き上げるには筋力が必要だ。」

例文3: 「重い鍋を持ち上げるとき、筋力トレーニングをしていてよかったと実感する。」

持久力が活きる場面

例文1: 「買い物で長時間歩き回っても、持久力があれば疲れにくい。」

例文2: 「立ち仕事をしているので、持久力を鍛えておくと足が疲れにくくなった。」

例文3: 「子どもの運動会で一緒に走るとき、持久力があると最後まで楽しめる。」

筋力と持久力は補完し合う関係

筋力と持久力は相反するものではなく、ある程度の筋力があることが持久力の向上にも寄与します。

私の経験でも、筋力トレーニングを始めてから、ウォーキングが楽になったと感じました。筋肉がしっかりしていると、長時間歩くときの負担が軽くなるんです。

逆に、持久力があると筋力トレーニングも効果的に行えます。長時間のトレーニングに耐えられる体力がつくからです。

だから、理想的なのは両方をバランスよく鍛えることなんですね。筋力トレーニングの日と、ウォーキングやジョギングなどの持久力トレーニングの日を分けて行うのがおすすめです。

年齢と共に意識したい持久力の重要性

持久力が高い人は、低い人と比べると死亡リスクが低くなるという研究結果があります。また、高齢者では脳の老化予防にも有効な可能性があり、転倒・骨折による寝たきりリスクを軽減できます。

30代の今から持久力を意識しておくことは、将来の健康にもつながります。私も最初は「まだ若いし大丈夫」と思っていましたが、日常生活で疲れやすくなったことをきっかけに、運動を始めました。

持久力を鍛えておくと、少ないエネルギーで身体を動かせるため、エネルギーを効率よく使えるようになり疲れにくくなります。これは本当に実感できる変化です。

よくある質問

Q1. 筋力と持久力、どちらを先に鍛えるべき?

目的によって異なりますが、日常生活を楽にしたいなら、まずは持久力を鍛えるのがおすすめです。持久力が上がると疲れにくくなり、その後の筋力トレーニングも続けやすくなります。ただし、重いものを持つことが多い場合は、筋力トレーニングも並行して行うのが理想的です。

Q2. 筋力トレーニングをすると持久力は落ちる?

いいえ、そんなことはありません。適切にバランスを取れば、両方を高めることができます。筋力トレーニングの日と有酸素運動の日を分けて、週に3〜4回程度運動するのが効果的です。ただし、極端に高負荷の筋力トレーニングばかり行うと、持久力が相対的に伸びにくくなることはあります。

Q3. 主婦が日常生活で筋力と持久力を鍛えるには?

家事をしながらでも十分鍛えられます。買い物袋を持つときは筋力、掃除機をかけるときは持久力が鍛えられます。階段の上り下りも両方に効果的です。私は子どもと公園で遊ぶときも、意識的に体を動かすようにしています。特別な運動時間を確保できなくても、日常動作を意識するだけで違いますよ。

Q4. どれくらいで効果が出る?

個人差はありますが、私の場合は2〜3週間で「少し楽になったかも」と感じ始め、2〜3ヶ月続けると明らかな変化を実感しました。持久力は比較的早く効果が出やすく、筋力は少し時間がかかる印象です。大切なのは継続すること。無理のない範囲で続けることが一番のポイントです。

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まとめ

「筋力」は一度に大きな力を発揮する能力で、重いものを持ち上げたり、瞬発的な動作に必要です。一方、「持久力」は軽い負荷でも長時間動き続けられる能力で、日常生活の多くの場面で活躍します。

筋力は高負荷・低回数のトレーニングで、持久力は低負荷・高回数や有酸素運動で鍛えられます。どちらも日常生活には欠かせない要素で、バランスよく鍛えることで、より快適な毎日を送ることができます。

私自身、両方を意識してトレーニングを続けることで、子育ても家事も以前より楽にこなせるようになりました。特別な時間が取れなくても、日常の動作を意識するだけで十分効果は得られます。

今日から、筋力と持久力の違いを意識しながら、自分に合ったトレーニングを始めてみませんか?きっと、日々の生活がもっと快適になるはずですよ。