最近SNSや会話でよく耳にする「推し活」「推し事」「ヲタ活」「追っかけ」。どれも似たような言葉だけど、実は微妙な違いがあるって知っていますか?私も2人の子供を育てながら、推しのアイドルグループを応援しているのですが、最初はこれらの言葉の使い分けに迷っていました。友達との会話で「それって推し活?ヲタ活?」と聞かれたこともあって、改めて違いを調べてみたんです。
今回はそれぞれの言葉の意味や使い方、どんな場面で使えば良いのかをわかりやすく解説していきます!あなたの「好き」を応援する活動が、どの言葉にあてはまるのか、一緒に見ていきましょう。
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「推し活」とは?
推し活とは、好きなアイドルやアーティスト、俳優、アニメキャラクター、VTuberなど、自分が応援したい人や物を「推し」と呼び、さまざまな形で応援する活動のことです。2021年の流行語大賞にノミネートされたことで、一気に一般的な言葉として広まりました。
推し活の対象は本当に幅広くて、人だけでなく、企業や商品、ブランド、さらには動物やキャラクターまで、自分が「これが好き!」と思えるものなら何でもOKなんです。
具体的な推し活の内容としては、ライブやイベントに参加する、グッズを集める、SNSで推しの魅力を広める、聖地巡礼をする、推しと同じ趣味を楽しむ、推しに関する情報を調べるなど、本当にさまざまです。
私の場合は、推しのライブに行くのはもちろん、推しの出演する番組を録画して見たり、推しカラーの小物を集めたりしています。家事をしながらでもできるので、忙しい主婦でも続けやすいんですよね。
「推し事」とは?
推し事(おしごと)は、推し活とほぼ同じ意味で使われる言葉です。推しを応援する活動を「お仕事」にかけて「推し事」と呼ぶのがユニークですよね。
もともとは女性アイドルグループの熱狂的なファンが、お気に入りのメンバーを推しと呼び、その応援活動を推し事と呼んでいたのがルーツと言われています。「推しを応援することが私の仕事!」くらいの熱い気持ちが込められている言葉なんです。
推し事と推し活の違いは、使われる頻度くらいで、意味はほとんど同じです。一般的には「推し活」の方がよく使われていて、「推し事」はZ世代を中心に使われることが多い印象があります。
どちらを使っても間違いではないので、自分の好みや周りの使い方に合わせて選んで大丈夫です。私は普段「推し活」と言うことが多いですが、より本気度を伝えたいときには「推し事」を使ったりしています。
「ヲタ活」とは?
ヲタ活もした
— 西井綾音🎮🏁あたた (@atata_dayo) September 27, 2025
春麗、愛してます pic.twitter.com/RaHvDnAdD5
ヲタ活は「オタク活動」の略で、自分の趣味の分野をオタク的に深く掘り下げて楽しむ活動のことです。「オタ活」と表記されることもありますが、意味に大きな違いはありません。
推し活よりも少し前から使われていた言葉で、もともとはアニメやゲーム、漫画などのサブカルチャー分野のファンが使っていました。「アニオタ」「ジャニオタ」「K-POPオタ」など、「○○オタク」という形で使われることも多いです。
ヲタ活には、コンサートや握手会、サイン会に参加する、同人イベントに参加する、グッズを集める、SNSで情報交換をするなど、推し活と似た活動内容が含まれます。
推し活とヲタ活の違いは明確には定義されていませんが、一般的には「推し活」の方がライトなファン、「ヲタ活」の方が熱狂的なファンというイメージで使い分けられることがあります。ただし、これも絶対的な基準ではなく、人によって使い方はさまざまです。
私の友人には、自分のことを「ガチのジャニオタだからヲタ活してる」と言っている人もいれば、同じくらい熱心でも「推し活」と言っている人もいます。結局は自分がしっくりくる方を使えばいいのかなと思っています。
「追っかけ」とは?
追っかけは、芸能人やスポーツ選手などを熱狂的に応援し、その人の行く先々についてまわる行為を指す言葉です。昔からある言葉で、推し活という概念が広まる前から使われていました。
具体的には、テレビ局やラジオ局の通用口で待ち続ける「出待ち」をしたり、推しの出演するイベントや公演に全国各地を回って参加したりする活動が追っかけです。
推し活や追っかけの大きな違いは、時代背景とインターネットの影響です。追っかけはインターネットが普及する前の、主にリアルな場での活動を指していました。一方、推し活はインターネット時代の言葉で、オンラインでの応援活動も含まれます。
また、追っかけという言葉には「ストーカー的」「迷惑行為」というネガティブなイメージが含まれることもあります。そのため、最近では「追っかけ」よりも「推し活」という言葉が好んで使われるようになっています。
私が学生時代には「追っかけ」という言葉をよく聞きましたが、今は「推し活」と言う方が一般的で、前向きなイメージがありますよね。
推し活・推し事・ヲタ活・追っかけの使い分け方
それぞれの言葉の使い分け方を、わかりやすくまとめてみました。
推し活は、最も一般的で幅広く使える言葉です。ライトなファンから熱心なファンまで、誰でも使いやすく、ネガティブなイメージもありません。初めて推しができた人や、カジュアルに応援したい人におすすめです。
推し事は、推し活とほぼ同じ意味ですが、より熱意を込めたいときや、Z世代らしい表現をしたいときに使うと良いでしょう。「推しを応援するのが私の仕事!」というくらい本気で取り組んでいる様子が伝わります。
ヲタ活は、自分がその分野のオタクであることを認めていて、深く掘り下げて楽しんでいる様子を表現したいときに使います。「私はガチのオタクです」と宣言したいときにぴったりの言葉です。
追っかけは、リアルな場で推しについてまわる活動を指し、やや古い言葉というイメージがあります。現在では使われる頻度が減っていて、推し活やヲタ活という言葉に置き換えられることが多いです。
推し活の具体的な例文
それぞれの言葉を使った例文をいくつかご紹介します。
推し活の例文
- 「最近推し活にハマってて、毎月グッズ代が結構かかってるんだよね」
- 「推し活を始めてから毎日が楽しくなった!」
- 「週末は推しのライブに行く予定だから、今から推し活モードだよ」
- 「推し活仲間ができて、情報交換が楽しい」
推し事の例文
- 「推し事に全力投球してたら、あっという間に1年経ってた」
- 「今日は推し事で忙しいから、他の予定は入れられない」
- 「推し事のために貯金してるんだ」
ヲタ活の例文
- 「週末はヲタ活でコミケに参加してきた」
- 「ヲタ活仲間と同人誌を作ることになったの」
- 「ヲタ活グッズが部屋中に溢れてきて困ってる」
- 「ガチのジャニオタだから、ヲタ活に本気です」
追っかけの例文
- 「昔は追っかけをしてて、全国のコンサート会場に通ってた」
- 「追っかけみたいに毎回イベントに参加してるよね」
- 「追っかけまではしないけど、ライブには必ず行ってる」
推し活のメリットと楽しみ方
推し活には、たくさんのメリットがあります。私も実際に推し活を始めてから、生活にハリが出たと感じています。
まず、推し活は日々の生活に楽しみと目標を与えてくれます。「次のライブまで頑張ろう」「グッズを買うために節約しよう」といった小さな目標ができることで、毎日が充実するんです。
また、推し活を通じて同じ趣味を持つ仲間と出会えるのも大きなメリットです。私もSNSやイベントで推し活仲間と知り合い、今では情報交換をしたり一緒にライブに行ったりする関係になりました。主婦になってからできた友達の中でも、推し活仲間は特に気が合うんですよね。
推し活は、ストレス発散にもなります。家事や育児で疲れたとき、推しの動画を見たり、推しのことを考えたりするだけで元気が出るんです。「明日も頑張ろう」って前向きな気持ちになれます。
さらに、推しのファッションやメイクを真似したり、推しが好きな食べ物を食べてみたりすることで、自分磨きのきっかけにもなります。私は推しがきっかけで、今まで挑戦したことがなかったメイクやファッションに挑戦するようになりました。
推し活の楽しみ方は人それぞれで、正解はありません。自分のペースで、自分が楽しめる方法で推し活を続けることが一番大切です。
推し活を楽しむための注意点
推し活は楽しい活動ですが、いくつか注意したい点もあります。
まず、お金の使いすぎには気をつけましょう。推し活はグッズ購入やイベント参加など、お金がかかることも多いです。私も最初の頃は勢いで色々買ってしまって、後で家計簿を見て反省したことがあります。推し活用の予算を決めて、その範囲内で楽しむことをおすすめします。
また、推し活に夢中になりすぎて、家族や友人との時間をおろそかにしないよう気をつけましょう。私は子供がいるので、推し活の時間と家族の時間のバランスを取ることを心がけています。推し活も大切ですが、大切な人との時間も忘れずに。
推しのプライバシーを尊重することも重要です。行きすぎた行動は、推し本人にとっても他のファンにとっても迷惑になります。節度を持って応援することが、長く推し活を続けるコツです。
SNSでの発言にも注意が必要です。自分の推しを応援するのは素晴らしいことですが、他の人の推しを批判したり、推し同士を比較したりするのは避けましょう。みんなが気持ちよく推し活できる環境を作ることが大切です。
よくある質問
Q1:推し活とヲタ活、どっちを使えばいいですか?
推し活とヲタ活に明確な使い分けのルールはありませんが、一般的には「推し活」の方がライトで使いやすい言葉です。初めて推しができた人や、カジュアルに応援したい人は「推し活」を使うのがおすすめです。一方、自分がその分野のオタクであることを認めていて、より深く掘り下げて楽しんでいる場合は「ヲタ活」を使うと良いでしょう。結局は自分がしっくりくる方を使えば大丈夫です。
Q2:推し活って具体的に何をすればいいですか?
推し活に決まった形はありません。ライブやイベントに参加する、グッズを集める、推しの出演する番組を見る、SNSで推しの情報をチェックする、推しの聖地を訪れる、推しのファッションを真似するなど、自分が楽しいと思える方法で応援すればOKです。お金や時間に無理のない範囲で、自分のペースで楽しむことが一番大切です。
Q3:推し活にはどれくらいお金がかかりますか?
推し活にかかるお金は人それぞれです。月に数千円という人もいれば、数万円使う人もいます。私の場合は月に1万円程度を推し活予算として設定していますが、ライブがある月はもう少し増えることもあります。大切なのは、自分の収入や生活に合わせた無理のない金額で楽しむことです。推し活用の貯金をしたり、予算を決めたりすることをおすすめします。
Q4:大人になってから推し活を始めるのは恥ずかしくないですか?
全く恥ずかしくありません!推し活に年齢制限はありませんし、最近では幅広い年代の人が推し活を楽しんでいます。私も30代で推し活を始めましたが、同じくらいの年代の推し活仲間もたくさんいます。大人になってからの推し活は、経済的にも時間的にもある程度余裕があるので、より充実した推し活ができるというメリットもあります。自分の「好き」を大切にすることは、年齢に関係なく素敵なことですよ。
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「推し活」「推し事」「ヲタ活」「追っかけ」は、どれも好きなものを応援する活動を指す言葉ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。
推し活は最も一般的で幅広く使える言葉で、ライトなファンから熱心なファンまで誰でも使いやすいです。推し事は推し活とほぼ同じ意味ですが、より熱意を込めた表現として使われます。ヲタ活は自分がオタクであることを認めて、深く掘り下げて楽しむ様子を表現したいときに使います。追っかけは古くからある言葉で、リアルな場で推しについてまわる活動を指しますが、最近では使われる頻度が減っています。
どの言葉を使うかは自分の好みや状況に合わせて選べば大丈夫です。大切なのは、自分が楽しめる方法で、無理のない範囲で推し活を続けることです。
あなたも自分らしい推し活を見つけて、毎日をもっと楽しくしてみませんか?推しを応援することで、きっと生活がもっと充実したものになるはずです!