ユウガオとトウガンは、どちらも夏によく見かけるウリ科の野菜です。見た目も似ているので、スーパーや八百屋さんで「どっちがどっち?」と迷ったことがある人も多いはず。でも、よく見ると違いがたくさんあるんです。
この記事では、ユウガオとトウガンの違いをわかりやすく紹介します。
ユウガオとトウガンってどんな野菜?
ユウガオは、夕方に白い花を咲かせる「夕顔」という名前の野菜です。トウガンは「冬瓜」と書きますが、夏が旬。でも、冬まで保存できるから「冬瓜」と呼ばれているんですよ。どちらもウリ科の仲間で、きゅうりやスイカ、かぼちゃと同じグループです。
見た目の違いをチェック!
ユウガオの見た目
ユウガオは、細長かったり丸かったり、いろんな形があります。色は淡い黄緑色やオレンジがかったものもあり、皮はトウガンより少し薄めで、触ると固いけどトウガンほどゴツゴツしていません。
トウガンの見た目
トウガンは、丸い形やラグビーボールみたいな形で、とても大きくて重いです。皮は濃い緑色で、表面に白い粉がふいていることが多いです。触るとザラザラしていて、持つと「重っ!」と驚くくらいです。
花の違いもおもしろい!
ユウガオの花は白くて、夕方から夜にかけて咲きます。だから「夕顔」と呼ばれているんですね。夏の夕方に白い花が咲いているのを見ると、すごくきれいで涼しげな気持ちになります。
トウガンの花は黄色で、昼間に咲きます。どちらも大きくて目立つ花ですが、咲く時間や色が違うので、畑で見かけたらじっくり観察してみてください。
スイカ「羅皇AR」🍉✨
— suika (@Suika95961015) June 13, 2020
接ぎ木しました‼️😄🎵
左は、ユウガオ(ヘコタレン)を断根して挿し接ぎ。8㎝ポット。市民農園Aに若苗で定植、立体栽培予定😊
右は、トウガン(ライオンキング)に
居接ぎで、かりゆしすいかさんの接ぎ方。10.5㎝ポット。市民農園Bで地這い予定😊
すべて #ナント種苗 さん😄 pic.twitter.com/kt5wHrjr9C
中身と味の違いを体験談と一緒に
ユウガオの中身と味
ユウガオの中身は白くてふかふかしています。皮をむいて、ワタや種を取って使います。煮物やスープにするとトロトロになって、口当たりがとてもやさしいです。かんぴょう巻きに使うかんぴょうも、ユウガオから作られています。自分でかんぴょうを作ったことがありますが、皮をむいて細長く切って干すのはちょっと大変。でも、できあがったかんぴょう巻きを食べると、手間をかけた分だけおいしさが増します。
トウガンの中身と味
トウガンの中身はしっかりしていて、煮ても形が崩れにくいです。味はとてもあっさりしていてクセがありません。スープや煮物にすると、野菜のうまみをよく吸ってくれて、体がほっとする味わいです。私の家では、夏になるとトウガンのスープをよく作ります。だしと塩だけでも十分おいしいです。
使い方の違い
ユウガオの使い方
ユウガオは主にかんぴょうの原料として使われますが、煮物や炒め物にもぴったりです。特に、牛肉や豚肉と一緒に炒めると、ユウガオが肉のうまみを吸って、とてもおいしくなります。柔らかい食感が好きな人におすすめです。
トウガンの使い方
トウガンは煮物やスープ、カレー、シチューなど、どんな料理にも合います。大きくてたくさん使えるので、家族みんなで食べる料理にぴったりです。皮が固いので、調理前にしっかり皮をむくのがポイント。初めてむくときはちょっと大変だけど、慣れると簡単にむけるようになります。
栄養や健康への効果
ユウガオの栄養
ユウガオは食物繊維がとても豊富です。かんぴょうにすると、ごぼうの約5倍の食物繊維が含まれていると言われています。ビタミンCやカリウムも多く、夏バテ予防やむくみ解消にも役立ちます。お腹の調子を整えたいときや、便秘が気になる人にもおすすめです。
おはようございます。ユウガオ収穫、府中市の姉の所へ送ります。東京には冬瓜しか売っていない?信濃町トウモロコシと夏野菜、隙間クッション材代わりに詰め込ます。 pic.twitter.com/pTz2uedbtX
— キシモト アヤヒト (@i2WUktRud740557) August 6, 2024
トウガンの栄養
トウガンはカリウムやカルシウムがたっぷりです。カリウムは体の中の余分な塩分を出してくれるので、夏の暑い日に汗をかいたあとや、塩分をとりすぎたときにぴったりです。カルシウムは骨や歯を丈夫にしてくれるので、成長期の子どもにもおすすめです。どちらもカロリーがとても低いので、ダイエット中の人にも人気です。
保存方法の違い
トウガンは丸ごとなら涼しい場所で1か月以上保存できます。切ったあとはラップで包んで冷蔵庫に入れましょう。ユウガオも冷蔵庫で2~3週間は保存できますが、切ったら種とワタを取って、ラップやジップロックに入れて保存すると長持ちします。冷凍もできますが、冷凍すると食感が少し変わるので、スープや煮物に使うのがおすすめです。
育て方や旬の時期
ユウガオは主に栃木県でたくさん作られています。日本のかんぴょうのほとんどが栃木県産です。夏の暑い時期に育ち、7月から8月が旬です。トウガンは日本全国で作られていますが、特に沖縄や愛知県が有名です。夏に収穫して、冬まで保存できるのが特徴です。どちらもつるを伸ばして育つので、畑や庭で育てるときは支柱やネットが必要です。
ユウガオ。美味しい。 pic.twitter.com/QsUlq6lISm
— DAITA (@da_1ta) July 13, 2019
実際に食べてみた感想
私が実際に食べ比べてみた感想としては、ユウガオはトロトロでやさしい味、トウガンはしっかりした食感であっさりした味わいです。どちらもクセがなく、いろんな料理に使えるので、夏の食卓にぴったりです。スーパーや道の駅で見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。料理がもっと楽しくなりますよ。
「野菜」の人気商品をレビュー件数順に楽天でチェック!まとめ:ユウガオとトウガンの違いを知って、夏野菜を楽しもう!
ユウガオはかんぴょうの原料として有名で、柔らかくてトロトロの食感が特徴。トウガンは保存がきく大きな野菜で、しっかりした食感とあっさりした味が魅力です。どちらも夏に元気をくれる野菜です。違いを知って、いろんな料理にチャレンジしてみてください。きっと新しい発見がありますよ!
もし夏バテしそうなときや、体調を整えたいときは、ユウガオやトウガンを使った料理を食べて、元気いっぱいの毎日を過ごしましょう!