こんにちは!今日は「インドア」と「引きこもり」の違いについてお話しします。実は私も以前、友人から「家にいるの好きだよね、引きこもりじゃん」って言われて、「え?違うよ!」ってモヤっとしたことがあるんです。家で過ごすのが好きなだけなのに、なんで引きこもり扱いされなきゃいけないの?って思いました。
この2つ、似ているようで全く違うものなんですよね。でも、混同して使っている人がとても多いのが現状です。今日はその違いをしっかり理解して、正しく使い分けられるようになりましょう。
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インドアとは
対エンジニアの方だと、仕事の話できます!末端作業員レベルですが!
— smile☻(スマイル) (@awawagod2) October 28, 2025
ゲーミングPC持ってます!
アニオタです!
めっちゃインドアです!
インドアとは、屋内で過ごすことを好む人や、室内での活動を楽しむ人のことを指します。アウトドアの反対の言葉として使われることが多いですね。
インドアの人は、読書をしたり、映画を見たり、料理を作ったり、ゲームをしたりと、家の中で自分なりの楽しみ方を見つけています。図書館で本を読んだり、映画館で映画を鑑賞したり、料理教室に通ったりするのも、広い意味ではインドア活動に含まれます。要は「屋外ではなく、屋内で余暇を楽しむ」というライフスタイルの選択なんです。
私も完全にインドア派で、休日は家でのんびり映画を見たり、子供たちとボードゲームをしたりするのが大好きです。外に出かけるより、家で美味しいコーヒーを淹れてゆっくり過ごす時間が何よりも幸せなんですよね。
インドアの人の特徴としては、仕事や学校には普通に行きますし、必要があれば外出もします。ただ、休日や自由時間には積極的に外に出かけるよりも、家で過ごすことを選ぶというだけなんです。友達との付き合いも普通にありますし、社会生活はちゃんと営んでいます。
引きこもりとは
一方、引きこもりには明確な定義があります。厚生労働省の定義によると、引きこもりとは「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」のことを指します。
引きこもりは、単に家が好きという趣味嗜好の問題ではなく、社会参加ができていない状態のことなんです。外出そのものを強く拒否したり、家族以外との人間関係を断っていたりする状態を指します。
引きこもりの人は、外に出ることに対して強い不安や恐怖を感じている場合もあります。対人恐怖症や社会不安障害などが背景にある場合もあり、単なる性格の問題ではなく、支援が必要なケースも多いんです。
また、引きこもりの状態では、家にいても気持ちが晴れることは少なく、自己嫌悪に陥ったり、自分の存在意義について悩んだりと、精神的に辛い状況が続くことが多いです。
インドアと引きこもりの違い
では、インドアと引きこもりの決定的な違いは何でしょうか?いくつかのポイントで比較してみましょう。
社会参加の有無が一番大きな違いです。インドアの人は、仕事や学校にはちゃんと行きますし、社会生活を営んでいます。一方、引きこもりの人は、社会参加ができていない状態が長期間続いています。
人間関係についても違いがあります。インドアの人は、友達や同僚との人間関係を普通に持っています。ただ、休日に遊びに行く頻度が少ないというだけです。引きこもりの人は、家族以外との交流がほとんどない、または全くない状態です。
外出の頻度と理由も異なります。インドアの人は、必要があれば外出しますし、誘われれば出かけることもあります。ただ、自分から積極的に外出の予定を立てないだけです。引きこもりの人は、外出そのものに強い抵抗感があり、必要があっても外に出られない状態です。
心の状態にも大きな違いがあります。インドアの人は、家で過ごす時間を楽しんでいて、心は充実しています。「家でゆっくり過ごせて幸せだな」と感じています。引きこもりの人は、家にいても気持ちが晴れず、自己嫌悪や不安を感じることが多いです。「自分はこのままでいいのだろうか」と悩み続けています。
私の場合、週末に「今日は家でのんびりしよう」って決めたときは、本当に幸せな気持ちなんです。好きな音楽を聴きながら料理をしたり、子供たちとパズルをしたり。これが私にとっての最高の休日の過ごし方。でも、引きこもりの状態だと、こういった充実感は感じられないんですよね。
出不精との違いもある
ついでに「出不精」という言葉についても触れておきましょう。出不精は、外出を面倒くさいと感じて、あまり外に出たがらない人のことを指します。
出不精は、インドアと引きこもりの中間くらいの位置づけと言えるかもしれません。外出が億劫で、できれば家にいたいけれど、必要があれば普通に外出はできる状態です。社会生活は営めていますが、インドアの人よりも外出への抵抗感が強い感じですね。
私も正直、出不精な一面もあります。せっかくの休日なのに、わざわざ準備して外に出るのって面倒だなって思うこともありますから。でも、子供たちが「公園行きたい」って言えば、ちゃんと連れて行きますけどね。
引きこもり pic.twitter.com/7vjg2gkZq3
— アキマ (@4kima_0922) October 24, 2025
実際の使い分け方と例文
では、実際にどう使い分けるのか、例文を見てみましょう。
インドアを使う例文としては、「私はインドア派なので、休日は家で映画を見るのが好きです」「彼はインドア派で、読書や料理が趣味です」「インドアでも楽しめる趣味をたくさん持っています」といった使い方ができます。
引きこもりを使う例文は、「彼は半年以上引きこもり状態が続いている」「引きこもりから抜け出すために、専門家の支援を受けています」「引きこもりの子供を持つ親のための相談会が開かれました」などです。
見てわかる通り、インドアはポジティブな趣味嗜好として使われますが、引きこもりは支援が必要な状態を表す言葉として使われることが多いんです。
私の体験談
実は私の知り合いに、インドアから引きこもりになりかけた人がいました。彼女は元々インドア派で、家で過ごすのが好きなタイプだったんです。でも、職場の人間関係で悩んだことをきっかけに、だんだん外出するのが億劫になっていったんですね。
最初は「休日は家でゆっくりしたい」という程度だったのが、「外に出たくない」「誰とも会いたくない」という気持ちに変わっていったそうです。友達からの誘いも断るようになり、次第に連絡も取らなくなっていきました。
幸い、家族が早めに気づいて、カウンセリングを勧めたことで、今は元気に社会復帰しています。彼女が言っていたのは、「インドアで家にいるのと、引きこもって家にいるのは、全然違う。インドアのときは幸せだったけど、引きこもりになりかけたときは毎日が辛かった」ということ。
この話を聞いて、インドアと引きこもりの違いは、単に家にいる時間の長さではなく、心の状態や社会との繋がりにあるんだなと実感しました。
インドア派が気をつけること
インドア派の人は、自分の生活スタイルを楽しんでいるなら何の問題もありません。でも、気をつけたいポイントもあります。
適度な外出や人との交流は、精神的な健康のために大切です。全く外に出ない生活が続くと、気分が沈みやすくなったり、体力が落ちたりすることもあります。インドア派でも、週に一度は外に出て太陽の光を浴びるとか、月に数回は友達と会うとか、そういったバランスは意識したほうがいいかもしれません。
私も意識的に、月に一度は友達とランチに行くようにしています。正直、家でのんびりしたい気持ちもあるんですけど、友達と会って話すと、やっぱり楽しいし、リフレッシュできるんですよね。
また、家にいても、ただダラダラ過ごすのではなく、何か楽しいことや充実感を感じられることをするのが大切です。新しい料理に挑戦したり、手芸を始めたり、オンラインで勉強したり。家での時間を有意義に使うことで、インドアライフはもっと豊かになります。
よくある質問
Q1. 休日はほとんど家にいますが、これは引きこもりですか?
いいえ、平日に仕事や学校に行っていて、友達や同僚との人間関係も普通にあるなら、それはインドア派であって引きこもりではありません。休日に家で過ごすことを選んでいるだけで、外出できないわけではないですよね。引きこもりは、社会参加ができていない状態が6か月以上続くことを指すので、全く別のものです。
Q2. インドア派から引きこもりになることはありますか?
可能性としてはあります。ただし、インドアであること自体が引きこもりの原因になるわけではありません。人間関係のトラブルや精神的なストレス、病気などがきっかけで、インドアだった人が引きこもり状態になることはあり得ます。大切なのは、外に出られないほどの不安を感じていないか、社会との繋がりを保てているかという点です。もし「外に出るのが怖い」「誰とも会いたくない」という気持ちが強くなってきたら、早めに誰かに相談することが大切です。
Q3. 家族に「引きこもりだね」と言われました。インドアと引きこもりの違いを説明したいのですが、どう伝えればいいですか?
「私は家で過ごすのが好きなだけで、仕事や学校には行っているし、友達とも連絡を取り合っているよ。引きこもりは、社会参加ができなくなっている状態のことで、家にいても辛い気持ちが続くものなんだ。私は家にいるのが楽しいし、充実しているから、それはインドア派っていうんだよ」と説明してみてはどうでしょうか。実際に楽しんでいる趣味の話をしたり、友達との予定を見せたりすると、より理解してもらいやすいかもしれません。
Q4. 友達がインドアから引きこもりになりそうな気がします。どうしたらいいですか?
まずは、優しく声をかけて、話を聞いてあげることが大切です。「最近どう?」「何か悩んでることある?」といった形で、相手が話しやすい雰囲気を作ってあげましょう。もし、外出を極端に避けたり、連絡が取れなくなったり、辛そうな様子が見られたら、専門家に相談することを勧めてみてください。決して無理に外に連れ出そうとしたり、責めたりしないことが重要です。「いつでも話聞くからね」という姿勢を示すことが、一番の支えになります。
「引きこもり」の人気商品をレビュー件数順に楽天でチェック!まとめ
インドアと引きこもりは、見た目は似ているかもしれませんが、本質的に全く違うものです。
インドアは、屋内での活動を楽しむライフスタイルの選択であり、社会生活はちゃんと営まれています。家で過ごす時間を楽しんでいて、心は充実しています。
引きこもりは、社会参加ができていない状態が長期間続くことであり、外出への強い抵抗感や不安を伴います。家にいても気持ちが晴れず、精神的に辛い状況が続きます。
大切なのは、家にいる時間の長さではなく、社会との繋がりを保てているか、そして心が充実しているかという点です。インドア派として自分の生活を楽しんでいるなら、それは素晴らしいライフスタイルですし、何も問題はありません。
ただし、もし「外に出るのが怖い」「誰とも繋がりたくない」という気持ちが強くなってきたら、それは引きこもりの兆候かもしれません。早めに誰かに相談したり、専門家の支援を受けたりすることが大切です。
自分らしい生活スタイルを大切にしながら、心の健康も意識していきましょう。インドアライフを楽しむのも、外に出かけるのも、どちらも素敵な過ごし方です。自分が心地よく、幸せだと感じられる生活を送ることが、何よりも大切なんです。

