最近、SNSやニュースで「〇〇さんがブランドのアンバサダーに就任!」とか「グローバルアンバサダーに選ばれました」という言葉をよく見かけませんか?なんとなくわかるけれど、この2つの違いって何だろう?そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
私も子供たちと一緒にK-POPアイドルのニュースを見ていたとき、「ママ、アンバサダーとグローバルアンバサダーって何が違うの?」と聞かれて、うまく説明できなかったことがあります。そこで今回は、この2つの言葉の違いについて、わかりやすく解説していきますね。
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アンバサダーは、英語の「Ambassador(大使)」が語源になっている言葉です。もともとは国と国との関係を築く外交官のことを指していましたが、今ではビジネスの世界で「宣伝大使」という意味で使われることが多くなりました。
簡単に言うと、アンバサダーとは特定の企業やブランドの魅力を広く伝えるために、公式に任命された人のことです。ブランドの顔として、商品やサービスの認知度を高めるためにPR活動を行います。
アンバサダーには大きく2つのタイプがあります。一つは芸能人やスポーツ選手などの有名人を起用するケース。もう一つは、そのブランドを心から愛している一般のお客様を任命するケースです。どちらも共通しているのは、企業から正式に任命されているという点ですね。
「グローバルアンバサダー」とは?世界規模の活動が特徴
⏰7月2日(水)⏰
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グローバルアンバサダーは、アンバサダーの中でも特に世界規模で活動する人のことを指します。「グローバル(Global)」という言葉が付いているので、国境を越えて、世界中でブランドの価値を伝える役割があるんです。
具体的には、ブルガリやティファニー、シャネル、グッチなどの高級ブランドが、世界的に影響力のある有名人をグローバルアンバサダーとして起用することが多いですね。最近では、K-POPアイドルがグローバルアンバサダーに選ばれるケースが増えていて、世界中のファンに向けてブランドメッセージを発信しています。
グローバルアンバサダーの重要な役割は、ブランドの顔として世界中の市場でそのブランドを代表することです。単なる広告塔以上の存在で、ブランドの価値観やビジョンを深く理解し、自分自身の言葉でそれを伝える能力が求められます。
アンバサダーとグローバルアンバサダーの3つの違い
ここからは、この2つの言葉の具体的な違いについて見ていきましょう。
活動範囲の違い
一番大きな違いは、活動する範囲です。アンバサダーは主に国内や特定の地域でPR活動を行います。例えば、日本国内のイベントに参加したり、日本向けのSNSで情報発信をしたりします。
一方、グローバルアンバサダーは文字通り世界中が活動の舞台です。パリ、ミラノ、ニューヨークなど、世界各地で開催されるファッションショーに参加したり、各国のメディアに登場したりと、国際的な場面で活躍します。
求められる影響力の違い
アンバサダーは、国内での知名度や影響力があれば任命されることが多いです。地域に根ざした活動や、特定のコミュニティでの影響力が重視されます。
グローバルアンバサダーには、世界的な知名度と影響力が必要です。複数の国や地域で認知されていて、多様な文化背景を持つファンに対してメッセージを届けられる力が求められます。つまり、より高いレベルの知名度が必要ということですね。
契約内容と待遇の違い
アンバサダーの契約は、比較的柔軟で、短期間のキャンペーンごとに契約することもあります。報酬や契約金も、活動内容に応じて様々です。
グローバルアンバサダーは、長期的な契約を結ぶことが多く、報酬や待遇もより高額になる傾向があります。世界規模でのPR活動を担うため、責任も大きくなりますが、それに見合った条件が用意されているんです。
アンバサダーとインフルエンサーの違いも押さえておこう
アンバサダーと混同されやすい言葉に「インフルエンサー」があります。この2つも実は違うものなので、簡単に説明しておきますね。
インフルエンサーは、SNSで多くのフォロワーを持ち、人々の購買行動に影響を与える人のことです。特定のブランドに縛られず、様々な企業から依頼を受けて商品やサービスを紹介します。
一方、アンバサダーは特定のブランドと長期的な関係を築き、そのブランドに深い愛情を持って情報発信します。企業から公式に任命されていて、ブランドの価値観やストーリーを伝える役割が中心です。
私自身、SNSを見ていると、同じインフルエンサーさんが今日は化粧品、明日は食品と、いろんな商品を紹介しているのをよく見かけます。でもアンバサダーの方は、長期間にわたって同じブランドの商品を愛用している様子が伝わってきて、信頼感が違うなと感じています。
具体的な事例で理解を深めよう
実際の事例を見ると、より違いがわかりやすくなります。
例えば、K-POPグループのBLACKPINKのメンバーは、それぞれ異なる高級ブランドのグローバルアンバサダーを務めています。彼女たちは世界各地のファッションウィークに参加し、グローバルなSNSで情報を発信することで、ブランドの魅力を世界中に届けています。
また、日本国内では、地域の観光大使として活動するアンバサダーも多く存在します。地元のタレントさんが観光アンバサダーに就任して、その地域の魅力を国内に向けて発信するというケースですね。
このように、活動する範囲やターゲットによって、アンバサダーとグローバルアンバサダーが使い分けられているんです。
アンバサダーになるにはどうすればいい?
「私もアンバサダーになってみたい!」と思った方もいるかもしれませんね。アンバサダーになる方法はいくつかあります。
まず、大好きなブランドの商品を実際に使って、その良さを心から伝えることが大切です。SNSで自然な形で商品の魅力を発信し続けることで、企業の目に留まることがあります。
また、ブランドが公式に募集しているアンバサダープログラムに応募するという方法もあります。最近では、一般のお客様向けにアンバサダーを募集している企業も増えてきました。何より大切なのは、そのブランドへの本物の愛情と、その魅力を人に伝えたいという情熱だと感じました。
ブランド側がアンバサダーを起用するメリット
企業がアンバサダーを起用するのには、もちろん理由があります。
一番大きなメリットは、信頼性の高いPRができることです。アンバサダーは商品やブランドを心から愛しているので、その気持ちが自然と伝わり、見ている人も「本当に良いものなんだな」と感じられます。
また、長期的な関係を築くことで、ブランドのストーリーや価値観を深く伝えることができます。一度きりの広告とは違い、継続的に情報を発信することで、ファンとの絆も深まっていくんです。
さらに、グローバルアンバサダーを起用することで、世界中の市場に一気にアプローチできるというメリットもあります。特に海外展開を考えている企業にとっては、効果的な戦略と言えるでしょう。
よくある質問
Q1. アンバサダーは誰でもなれるの?
アンバサダーには、有名人だけでなく一般の方もなれます。大切なのは、そのブランドへの深い愛情と、魅力を伝える発信力です。SNSのフォロワー数が多くなくても、熱意が認められてアンバサダーに選ばれる例もあります。ただし、グローバルアンバサダーに関しては、世界的な知名度や影響力が必要になるため、主に著名人が起用されることが多いです。
Q2. アンバサダーになると報酬はもらえるの?
報酬については、契約内容によって様々です。金銭的な報酬を受け取る場合もあれば、商品の提供や特別な体験などが報酬となるケースもあります。特にグローバルアンバサダーは高額な契約金が支払われることが一般的ですが、一般向けのアンバサダープログラムでは、報酬よりもブランドとのつながりや特典を重視する場合も多いです。
Q3. アンバサダーとブランドアンバサダーは同じ意味?
基本的には同じ意味です。ブランドアンバサダーは、特定のブランドの宣伝大使という意味がより明確になった言い方です。他にも企業アンバサダー、観光アンバサダーなど、活動する分野によって様々な呼び方がありますが、「特定の対象を代表して魅力を伝える人」という基本的な役割は共通しています。
Q4. グローバルアンバサダーとワールドアンバサダーの違いは?
これらはほぼ同じ意味で使われることが多いです。どちらも世界規模で活動するアンバサダーを指します。ブランドによって呼び方が異なるだけで、国際的に活動し、世界中でブランド価値を伝えるという役割は同じです。企業によっては独自の呼称を使うこともありますが、本質的な違いはありません。
「ブランド」の人気商品をレビュー件数順に楽天でチェック!まとめ
アンバサダーとグローバルアンバサダーの違いについて、詳しく見てきました。簡単にまとめると、アンバサダーは特定のブランドや企業の魅力を広く伝える宣伝大使のことで、主に国内や特定地域で活動します。一方、グローバルアンバサダーは世界規模で活動し、国際的な影響力を持つ人が務める役割です。
活動範囲、求められる影響力、契約内容などに違いはありますが、どちらもブランドの価値を伝え、人々とブランドをつなぐ大切な役割を担っています。これからSNSやニュースでアンバサダーという言葉を見かけたときは、どんな範囲で活動しているのか、どんな役割を果たしているのかに注目してみると、より深く理解できるはずです。
私自身も、好きなブランドのアンバサダーの方の投稿を見るのが楽しみの一つになっています。本当に商品を愛している気持ちが伝わってくると、自分も使ってみたくなりますよね。皆さんも、お気に入りのブランドがあれば、そのアンバサダーの活動をチェックしてみてはいかがでしょうか。