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「ユーズド」「デッドストック」「ヴィンテージ」の違い!古着選びのポイント

ファッション、美容

古着屋さんやフリマアプリでよく見かける「ユーズド」「デッドストック」「ヴィンテージ」という言葉。どれも古い服を指しているように見えるけれど、実はそれぞれ全く違う意味を持っているんです。

私も古着屋巡りが趣味で、最初は「どれも古い服でしょ?」と思っていました。でも、実際にお店で商品を見比べてみると、価格も状態も全然違っていてびっくり!お店の人に詳しく教えてもらって、やっとそれぞれの違いが分かるようになりました。

この記事では、古着初心者の方でも分かりやすいように、この3つの言葉の違いと使い分け方をご紹介します。これを読めば、古着選びがもっと楽しくなりますよ!

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「ユーズド」とは?使い方と特徴

ユーズドは英語の「Used(使用済み)」から来ている言葉で、一度誰かが着用した中古品のことを指します。つまり、誰かの手に渡って実際に着られた服すべてがユーズドに当てはまるんです。

最近作られた服でも、去年買った服でも、数年前の服でも、誰かが一度でも着ていればユーズドになります。古着の中では最も幅広いカテゴリーで、リサイクルショップやフリマアプリで売られている服の多くがこのユーズドに分類されます。

ユーズドの特徴

ユーズドには次のような特徴があります。比較的新しい時期に作られた服が多く、今のファッションにも合わせやすいデザインが豊富です。着用されていた分、多少の使用感や色あせがある場合もありますが、その分価格が手頃でお財布に優しいのが魅力ですね。

私がよく利用するリサイクルショップでは、シンプルなデニムや気軽に着られるTシャツ、現行ブランドのアウターなどがユーズドとして並んでいます。日常使いしやすい服を探しているときは、まずユーズドコーナーをチェックするようにしています。

ユーズドの使い方と例文

ユーズドは日常会話でこんな風に使います。

「このジャケット、ユーズドだけど状態が良いね」「ユーズドショップで掘り出し物を見つけた!」「予算を抑えたいから、ユーズドで探してみよう」

こんな感じで、中古品全般を指す言葉として気軽に使えます。

「デッドストック」とは?新品なのに古い服

デッドストックは、古い時代に作られたけれど一度も売れず、誰も着用しないまま倉庫などに保管されていた新品の服のことを指します。英語の「Dead(死んだ)」と「Stock(在庫)」を組み合わせた言葉で、売れ残った在庫という意味なんです。

普通に考えると売れ残りってマイナスなイメージですが、古着の世界では逆にとても価値のあるものとして扱われます。なぜなら、古い時代に作られた服なのに新品の状態で残っているという、とても珍しい状態だからです。

デッドストックの特徴

デッドストックの最大の特徴は、誰も着ていない新品状態だということ。でも作られたのは何十年も前なので、今では手に入らない素材やデザインの服が新品で手に入るという、とても貴重な存在なんです。

保管状態によっては少し傷んでいる場合もありますが、基本的には使用感がなくきれいな状態のものが多いです。ただし、生産数が限られていたり、レア度が高いものは高値で販売されることもあります。

私が以前古着屋で見つけた1980年代のデッドストックTシャツは、タグが付いたままで折りたたみの跡もくっきり残っていました。当時のまま保管されていたんだなと思うと、なんだかワクワクしますよね。

デッドストックの使い方と例文

デッドストックは実際にこのように使われます。

「このスニーカー、デッドストックだから箱も完璧な状態だよ」「デッドストックのバンドTシャツを手に入れた!」「新品状態を求めるなら、デッドストックを探すのがおすすめ」

新品状態であることを強調したいときに使う言葉ですね。

「ヴィンテージ」とは?価値ある年代物

ヴィンテージは、作られてから長い年月が経っていて、なおかつ保存状態が良く一定の価値があるアイテムのことを指します。もともとは「当たり年のワイン」を意味する言葉でしたが、今では古くて価値のある服や雑貨にも使われるようになりました。

明確な基準はありませんが、一般的には1990年代以前、特に1950年代から1980年代に作られた服をヴィンテージと呼ぶことが多いです。ただ単に古いだけでなく、今では再現できない技法で作られていたり、デザインに独特の魅力があったりと、特別な価値を持つものがヴィンテージとされています。

ヴィンテージの特徴

ヴィンテージの特徴は、現在ではなかなか見ることができない素材やデザイン、技法で作られているということです。大量生産されていない一点物も多く、同じものを持っている人に出会うことはほとんどありません。

年数が経っているからこその独特の風合いや色合いがあり、それが魅力となっています。着用されているものもあれば、未使用のものもあり、状態はさまざまです。希少価値が高いため、ユーズドに比べると価格は高めになることが多いですね。

私が持っているヴィンテージのデニムジャケットは、現代の技術では再現できない染色方法で作られているそうで、独特の色落ちの仕方がとても気に入っています。古着屋で見つけたときは少し高いなと思いましたが、買って大正解でした。

ヴィンテージの使い方と例文

ヴィンテージは価値のある古いものを指すときに使います。

「このコートはヴィンテージものだから、今のブランドでは作れない質感があるよ」「ヴィンテージショップで宝探しをするのが週末の楽しみ」「ヴィンテージのリーバイスを探しているんだけど、なかなか良いものが見つからない」

高級感や希少価値を伝えたいときに使う言葉ですね。

3つの違いを分かりやすく比較

ここまで説明してきた3つの言葉、それぞれの違いをもう一度整理してみましょう。

まず最も大きな違いは「着用されているかどうか」と「作られた時期」です。ユーズドは新しい時期に作られた服で、誰かが着用したもの。デッドストックは古い時期に作られた服で、誰も着用していない新品。ヴィンテージは古い時期に作られた服で、着用されていてもいなくても、価値があればヴィンテージと呼ばれます。

価格面では、ユーズドが最も手頃で、デッドストックとヴィンテージは希少性によって価格が大きく変わります。特にヴィンテージは一点物が多いため、かなり高額になることもあります。

状態については、デッドストックは新品状態、ユーズドは使用感がある、ヴィンテージは状態がさまざまという感じです。ただしデッドストックでも保管状態が悪いと傷んでいる場合がありますし、ヴィンテージでも丁寧に保管されていれば美品の場合もあります。

古着初心者が知っておきたい選び方のポイント

古着を買うときに、どれを選べば良いか迷う方も多いと思います。私の体験から、選び方のポイントをいくつかご紹介しますね。

まず、日常使いしたいなら断然ユーズドがおすすめです。価格も手頃で種類も豊富、気軽に試せるのが良いところ。私も普段着はほとんどユーズドで揃えています。

新品状態にこだわりたい、でも今では作られていないデザインが欲しいというときはデッドストックを探してみてください。ただし数が少ないので、見つけたらラッキーくらいの気持ちで。

特別な一着が欲しい、他の人と被らないものを着たいというときはヴィンテージがぴったりです。価格は高めですが、その分愛着も湧きますし、長く大切に着られます。

購入前には必ず状態を確認することをおすすめします。ユーズドは着用感の程度、デッドストックは保管状態、ヴィンテージは傷みや修復跡などをチェックしましょう。特にオンラインで買う場合は、写真をよく見て、分からないことは必ず質問するようにしています。

実際の買い物での使い分け体験談

私の実際の買い物体験をお話しすると、普段着るTシャツやパンツはユーズドで探すことが多いです。近所のリサイクルショップに週1回ほど通って、掘り出し物を見つけるのが楽しみになっています。先日も500円でほとんど新品のようなTシャツを見つけて、得した気分になりました。

デッドストックは狙って探すというより、古着屋巡りで偶然出会ったら買うという感じです。以前、1990年代のバンドTシャツのデッドストックを見つけたときは、タグ付きの新品状態で感動しました。そのバンドが好きだったこともあり、少し高かったけど即決で購入しました。

ヴィンテージは特別な日に着る服として、年に1〜2回、予算を決めて購入しています。先日も1970年代のレザージャケットを奮発して買いましたが、質感も雰囲気も現代の服とは全く違って、買って良かったと心から思っています。

このように、目的や予算に応じて使い分けると、古着ライフがもっと楽しくなりますよ。

保管方法と長く着るためのコツ

せっかく手に入れた古着を長く着るためには、正しい保管方法が大切です。

ユーズドもデッドストックもヴィンテージも、基本的には風通しの良い場所で保管することが重要です。特にデッドストックやヴィンテージは、湿気に弱いので注意が必要。私は防虫剤と一緒に、除湿剤もクローゼットに入れるようにしています。

洗濯の際は、できるだけ手洗いかネット使用での優しい洗濯がおすすめ。特にヴィンテージは生地が弱っている場合もあるので、慎重に扱いましょう。色落ちが心配な場合は、クリーニング店に相談するのも良いですね。

保管するときは、ハンガーにかけるものと畳むものを分けることも大切です。ニット類は伸びやすいので畳んで保管、シャツやジャケットはハンガーにかける、という風に分けています。

デッドストックの場合、購入時のタグや包装が付いている場合は、それも一緒に保管しておくと将来的な価値が保たれやすいです。私は専用の箱を用意して、タグやレシートなどを大切に取っておいています。

よくある質問

Q1. ユーズドとヴィンテージの境界線はどこですか?

ユーズドとヴィンテージの境界線は、実はとても曖昧です。一般的には、1990年代以前に作られたものをヴィンテージと呼ぶことが多いですが、明確なルールはありません。

大切なのは「価値があるかどうか」という点です。ただ古いだけでなく、希少性があったり、デザインが優れていたり、質が良かったりするものがヴィンテージとされます。同じ年代の服でも、価値が認められなければ単なるユーズドとして扱われることもあります。

お店によって基準も違うので、購入するときは店員さんに「なぜヴィンテージとして扱われているのか」を聞いてみると、勉強になりますよ。

Q2. デッドストックなのに状態が悪いことはありますか?

はい、デッドストックでも状態が悪い場合はあります。デッドストックは「誰も着用していない新品」という意味ですが、何十年も倉庫に保管されていた場合、保管環境が悪いと傷んでしまうことがあるんです。

例えば、湿気が多い場所に保管されていたら黄ばみやカビが発生することもありますし、折りたたまれたまま長年置かれていたら折り目が付いて取れなくなることもあります。虫食いの被害を受けている場合もあります。

だから「デッドストック=完璧な状態」とは限らないんですね。購入前には必ず状態を確認して、気になる点があれば店員さんに聞くようにしましょう。私も一度、デッドストックと表記されていたシャツを買ったら、わずかな黄ばみがあって少し残念な思いをしたことがあります。

Q3. ヴィンテージは高いけど、本当に価値があるのでしょうか?

これは正直なところ、モノによります。本当に価値のあるヴィンテージもあれば、価格設定が高すぎるものもあるのが現実です。

価値があるヴィンテージの見分け方としては、現在では再現できない技法で作られている、生産数が限られていて希少性が高い、ブランドの歴史的に重要な時期のものである、保存状態が非常に良いといった点が挙げられます。

購入を検討するときは、複数のお店で似たようなアイテムの価格を比較したり、オンラインで相場を調べたりすると良いですよ。私も高額なヴィンテージを買うときは、必ず下調べをしてから決めるようにしています。信頼できる古着屋さんを見つけて、相談しながら選ぶのもおすすめです。

Q4. 初心者はどこで古着を買うのがおすすめですか?

初心者の方には、まず実店舗での購入をおすすめします。実際に手に取って状態を確認できますし、店員さんに質問もできるからです。

大手のリサイクルショップは品揃えが豊富で、価格も分かりやすく表示されているので、まず最初に訪れてみると良いでしょう。私も最初はチェーン店のリサイクルショップから始めました。

慣れてきたら、個人経営の古着屋さんに行ってみるのもおすすめです。店主さんが目利きしたアイテムが並んでいることが多く、質問すれば詳しく教えてくれます。私の行きつけの古着屋さんは、いつも服の歴史や背景まで教えてくれて、とても勉強になります。

オンラインショップやフリマアプリは、ある程度知識が付いてから利用する方が失敗が少ないです。写真だけでは状態を正確に判断するのが難しいので、説明文をよく読んで、不明点は必ず質問してから購入するようにしましょう。

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まとめ

ユーズド、デッドストック、ヴィンテージの違いについて詳しく見てきました。簡単にまとめると、ユーズドは誰かが着用した中古品全般、デッドストックは古い時期に作られたけれど誰も着用していない新品、ヴィンテージは古くて価値のある年代物、という違いがあります。

それぞれに魅力があり、用途や予算に応じて選ぶことで、古着ライフがより豊かになります。日常使いならユーズド、新品状態にこだわるならデッドストック、特別な一着が欲しいならヴィンテージと覚えておくと分かりやすいですね。

私自身、この3つの違いを理解してから古着選びがもっと楽しくなりました。皆さんもこの記事を参考に、自分に合った古着を見つけてみてください。きっと素敵な出会いがあるはずです。