ハンバーガーを食べるとき、「この中身ってハンバーグ?それともパティ?」と疑問に思ったことはありませんか?実は私も、子どもに「ママ、パティって何?」と聞かれたとき、うまく説明できなくて困ったことがあります。
「ビーフ100%パティ」というCMのフレーズを聞いたことがある方も多いと思いますが、パティとハンバーグは似ているようで実は全く違うものなんです。
この記事では、パティとハンバーグの違いについて、材料・作り方・使い方の違いをわかりやすく解説します。読み終わる頃には、お子さんにもしっかり説明できるようになりますよ!
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パティとは?
倍ビッグマックでパティ5枚
— ゴロー (@goroyan5656) October 4, 2025
こんな間違いある? pic.twitter.com/pP9cJNPkX1
パティ(patty)は、牛肉のひき肉を塩・こしょう・香辛料などの調味料だけで味付けして、丸く平らに形を整えて焼いたものです。
英語圏、特にアメリカで使われる言葉で、主にハンバーガーの中身として使われます。「バーガーパティ」や「ミートパティ」と呼ばれることもあります。
パティの特徴
- つなぎを使わない: 卵やパン粉、玉ねぎなどは入れません
- シンプルな材料: 牛肉100%と調味料のみ
- 平らな形: ハンバーガーのバンズに挟みやすいように薄く平たい
- 肉の旨味が強い: シンプルだからこそ、お肉の味がしっかり感じられる
実際に私がハンバーガーを手作りしたとき、つなぎを入れずに作ったパティの方が、お肉のジューシーさがダイレクトに伝わって驚きました。子どもたちも「お肉が濃い!」と喜んで食べていました。
ハンバーグとは?
ハンバーグは、ドイツのハンブルグ地方が発祥の料理で、正式には「ハンバーグステーキ」といいます。
日本では洋食の定番メニューとして大人気で、お子さまから大人まで愛される料理ですね。我が家でも週に1回は作るほど、家族みんなの大好物です。
ハンバーグの特徴
- つなぎを使う: 卵、パン粉、玉ねぎ、牛乳などを混ぜる
- ふっくらとした形: 厚みがあって楕円形
- やわらかい食感: つなぎが入るのでふんわり柔らか
- 一品料理: ソースをかけて主菜として提供される
ハンバーグは、つなぎが入ることでお肉の量を減らしても満足感が得られるので、家計にも優しい料理だと実感しています。
パティとハンバーグの違いを比較
材料の違い
パティの材料
- 牛肉のひき肉
- 塩
- こしょう
- 香辛料(ガーリックパウダーなど)
ハンバーグの材料
- 牛肉または合いびき肉
- 卵
- パン粉
- 玉ねぎ(みじん切り)
- 牛乳
- 塩・こしょう
大きな違いは「つなぎの有無」です。パティはつなぎを使わずお肉と調味料だけで作られるため、お肉の濃厚な旨味がしっかり味わえます。
一方、ハンバーグは卵やパン粉を入れることで、ふんわりとしたやわらかい食感になります。私が初めてパティを作ったとき、「こんなにシンプルでいいの?」と拍子抜けしましたが、食べてみると肉々しさに感動しました。
形と食べ方の違い
パティ
- ハンバーガーのバンズと同じくらいの大きさ
- 薄くて平らな円形
- バンズに挟んで食べる
ハンバーグ
- 厚みのある楕円形
- お皿に盛り付けて、ソースをかけて食べる
- 単体で主菜になる
パティはハンバーガーの中でバンズの間に挟まれて食べることを想定して作られています。だから薄く平たい形なんですね。
料理としての位置づけ
パティ: ハンバーガーの「具材」の一部 ハンバーグ: 独立した「一品料理」
この違いは大きいですよね。パティはレタスやトマト、チーズと一緒にバンズに挟まれて初めて完成する料理の一部。一方、ハンバーグはそれ自体が主役の料理です。
我が家では、週末にハンバーガーパーティーをするときはパティを作り、平日の夕食にはハンバーグを作るという使い分けをしています。
SUNDAY@水道橋
— きの🍞 (@jammingbooks) March 21, 2025
トリプルバーガー
追加パティ×2 ハラペーニョ
ポテトサイズアップS
つなぎなし牛肉100%のパティを口一杯にほおばる愉悦🍔💕
牛肉の旨味をダイレクトに感じられるシンプルな塩コショウでの味つけが素敵😋
もはやハンバーガーといよりハンバーグ🤣 pic.twitter.com/tUnni5WUqs
パティとハンバーグの使い分け方
パティを使うシーン
- ハンバーガーを作るとき
- BBQやアウトドア料理
- お肉の味を存分に楽しみたいとき
- シンプルに調理したいとき
パティは調理がとても簡単なので、忙しいときやアウトドアで活躍します。我が家でキャンプに行ったとき、パティを焼いてハンバーガーにしたら、子どもたちが大喜びでした。
ハンバーグを使うシーン
- 家庭の夕食のメインディッシュ
- お弁当のおかず
- 子どもが食べやすいおかず
- ソースでアレンジを楽しみたいとき
ハンバーグは和風・洋風・デミグラスソースなど、ソースを変えるだけでバリエーションが広がるのが魅力です。残ったハンバーグを翌日お弁当に入れると、子どもが喜んで完食してくれます。
作り方のポイント
パティを美味しく作るコツ
- 牛肉100%を使う: つなぎがないので、お肉の質が味を左右します
- 冷やしながら作業する: お肉の温度が上がると脂が溶けて美味しくなくなります
- 練りすぎない: サッと混ぜてまとめる程度でOK
- 中火でじっくり焼く: 焼きすぎるとパサパサになるので注意
私が初めてパティを作ったときは、ハンバーグと同じようにしっかり練ってしまい、固くなってしまいました。パティは軽く混ぜるだけで十分なんです。
ハンバーグを美味しく作るコツ
- 玉ねぎはしっかり炒めて冷ます: 甘みと旨味がアップします
- 粘りが出るまで練る: つなぎが肉と一体化するまで混ぜます
- 空気を抜く: 手のひらでキャッチボールするように空気を抜きます
- 真ん中をくぼませる: 焼いたときの膨らみを防ぎます
ハンバーグ作りは少し手間がかかりますが、その分ふっくらジューシーに仕上がります。家族の「美味しい!」の笑顔を見ると、頑張って作った甲斐があったなと思います。
パティとハンバーグの歴史
ハンバーグの起源
ハンバーグはドイツのハンブルグ地方が発祥で、細かくしたお肉を寄せ集めてステーキにしていたことから、ひき肉を使ったステーキのことを「ハンブルグ風ステーキ」と呼ぶようになりました。
それがアメリカに渡り、さらに日本に伝わって、今では日本の洋食の代表格になっています。日本のハンバーグは、つなぎを多く使ってふんわり仕上げるのが特徴です。
パティの広まり
パティはアメリカでハンバーガー文化とともに発展しました。アメリカではBBQでハンバーガーパティを焼いてハンバーガーを食べることが多く、パティは牛肉100%がほとんどです。
日本でも1970年代に大手ハンバーガーチェーンが進出して以降、パティという言葉が広く知られるようになりました。
よくある質問
Q1. パティとハンバーグ、どちらがヘルシーですか?
カロリーだけで見ると、つなぎが入らない分パティの方が高カロリーになる場合があります。ただし、パティは牛肉100%なのでタンパク質が豊富で、ハンバーグはつなぎで量を増やせるのでお肉の量を抑えられます。
どちらがヘルシーかは、使う材料や量によって変わるので、一概には言えません。私の経験では、ダイエット中はハンバーグの方が調整しやすいと感じました。
Q2. パティをハンバーグとして食べてもいいですか?
もちろん大丈夫です!ただし、パティはつなぎが入っていないので、ハンバーグよりも肉々しい食感になります。ソースをかけてハンバーグとして食べると、また違った美味しさが楽しめますよ。
我が家では、パティを多めに作って、余った分をデミグラスソースで煮込んで翌日のディナーにすることもあります。
Q3. 合いびき肉でパティを作ってもいいですか?
伝統的なパティは牛肉100%ですが、合いびき肉で作っても美味しく仕上がります。ただし、豚肉が入る分、牛肉100%よりもあっさりした味になります。
お好みで選んでくださいね。私は牛肉の方が濃厚で好きですが、あっさりが好きな方は合いびき肉でもOKです。
Q4. 冷凍のパティやハンバーグを使っても大丈夫ですか?
市販の冷凍パティやハンバーグは便利で美味しいものがたくさんあります。忙しいときは上手に活用するのがおすすめです。
ただ、手作りの方が材料を自分で選べるので、子どもに食べさせるときは手作りにすることが多いです。時間があるときは手作り、忙しいときは冷凍と使い分けています。
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パティとハンバーグの違いをまとめると、こうなります。
パティ
- つなぎを使わず、牛肉と調味料だけで作る
- 薄く平らな形
- ハンバーガーの具材として使う
- 肉の旨味がダイレクトに味わえる
ハンバーグ
- 卵・パン粉・玉ねぎなどのつなぎを使う
- 厚みのある楕円形
- ソースをかけて主菜として食べる
- ふんわり柔らかい食感
似ているようで全く違うこの2つの料理。違いを知ると、料理がもっと楽しくなります。次にハンバーガーを食べるときは、「これはパティだね」と家族と会話するのも楽しいかもしれませんね。
我が家では、週末のハンバーガーパーティーと平日のハンバーグディナー、どちらも家族の楽しみになっています。あなたもぜひ、パティとハンバーグの違いを楽しんでみてください!