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「ポーター」「ラゲッジレーベル」「POTR」の違い!選び方と特徴

ファッション、美容

バッグを探していると、よく見かける「ポーター」や「ラゲッジレーベル」という名前。最近では「POTR」という新しいブランドも登場しています。どれも「吉田カバン」という会社が作っているんですが、「結局何が違うの?」って思いますよね。

私も以前、夫へのプレゼントにバッグを探していたとき、お店で「ポーターとラゲッジレーベル、どちらがいいですか?」って聞かれて困った経験があります。見た目は似ているのに、値段が結構違うんですよね。

この記事では、吉田カバンの3つのブランド「ポーター」「ラゲッジレーベル」「POTR」の違いをわかりやすく説明していきます。それぞれの特徴を知れば、自分や大切な人に合ったバッグが選びやすくなりますよ。

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「ポーター」とは

ポーターは、1962年に誕生した吉田カバン初の自社ブランドです。当時は鞄メーカーが自社ブランドを持つこと自体が珍しく、とても画期的なことでした。

ブランド名の由来は、ホテルでお客様の荷物を預かる「ポーター」という職業から来ています。常に鞄に触れていて、鞄の良さを一番よく知っている存在という意味が込められているんです。

ポーターの特徴

ポーターは吉田カバン全体の約7割を占める主力ブランドです。「一針入魂」という社是のもと、丈夫で使いやすい鞄づくりを目指しています。

デザインは華美な装飾がなく、シンプルで機能的。男性向けがメインですが、ユニセックスで使えるものが多いのも特徴です。色は黒、チャコールグレー、カーキなど、落ち着いた色合いが中心となっています。

価格帯は2万円台から5万円程度まで幅広く、シリーズによって様々です。幅広いシリーズ展開があり、常時1000点以上のアイテムが揃っています。比較的手に取りやすいラインから、こだわりの素材を使った高価格帯まで選択肢が豊富です。

私の夫も10年以上ポーターのショルダーバッグを愛用していますが、型崩れもせず今でも現役です。縫製がしっかりしているので、本当に長く使えるんですよね。

「ラゲッジレーベル」とは

ラゲッジレーベルは、1984年に誕生した吉田カバン2つ目の自社ブランドです。ポーターの約20年後に登場しました。

「オリジナリティとベーシックの融合」をコンセプトに、より高感度なユーザーを対象として、さらに完成度の高い鞄づくりを目指して立ち上げられたブランドです。

ラゲッジレーベルの特徴

ラゲッジレーベルは、ポーターよりも素材や縫製、パーツにこだわった高級ラインの位置づけです。価格は2万円〜5万円程度のものが多くなっています。

ミリタリーテイストを取り入れたデザインが特徴的で、特に「ライナー」シリーズの通称”赤バッテン”、「ニューライナー」シリーズの”青バッテン”は、ラゲッジレーベルの顔とも言える人気シリーズです。

実は1990年代には、吉田カバン=ラゲッジレーベルというほどの人気があり、ポーターを凌ぐほどでした。街中には赤バッテンや青バッテンが溢れていた時代もあったんです。

こだわりを持つ人たちをターゲットとしているため、素材選び、パーツ、縫製、用途において実験的な新しい提案を加えるなど、妥協することなく常にオリジナリティを追求しているブランドです。

「POTR」とは

POTRは、2022年11月に誕生した吉田カバンの新しいブランドです。正式名称は「ピー・オー・ティー・アール」と読みます。

「ひとつのステッチが人と暮らしをつなぐ」というコンセプトで、ライフスタイルに寄り添うカバンを提案しています。

POTRの特徴

POTRは、多様化する現代のライフスタイルに合わせて生まれた、新しい時代のバッグブランドです。年齢や性別、居住エリアにとらわれることなく、一人ひとりのライフスタイルに合わせて選べるバッグを展開しています。

「PACKS」や「RIDE」「SCOPE」といったシリーズがあり、旅行、移動、ワークライフバランスなど、現代的なライフスタイルをサポートする機能を備えています。

例えば「SCOPE」は、ワーケーションやリモートワークなど、時間や場所・服装にとらわれない働き方に適応したビジネスバッグシリーズ。「RIDE」は、ウォーキングやサイクリングなどの移動時に活躍するコレクションです。

私自身、子供の習い事の送迎や買い物など、1日に何度も移動することが多いので、POTRのような機能性重視のバッグはとても魅力的だなと感じています。

ポーター、ラゲッジレーベル、POTRの違いを比較

それぞれのブランドの違いを簡単にまとめてみましょう。

誕生年代の違い ポーターは1962年、ラゲッジレーベルは1984年、POTRは2022年に誕生しました。ポーターは60年以上の歴史を持つ老舗ブランドで、POTRは誕生したばかりの最新ブランドです。

価格帯の違い ポーターやラゲッジレーベルは2万円台から5万円程度が中心です。ポーターの方が価格の幅が広く、エントリーモデルから高級ラインまで揃っていますが、同価格帯で比較するとラゲッジレーベルの方がより素材や仕様にこだわった作りになっています。POTRの価格帯は、用途や機能によって幅があります。

デザインコンセプトの違い ポーターはシンプルで機能的、ラゲッジレーベルはミリタリーテイストが特徴的、POTRは現代のライフスタイルに寄り添う実用性重視というそれぞれの個性があります。

ターゲット層の違い ポーターは幅広い年代の男女、ラゲッジレーベルはこだわりを持つ大人の男性、POTRは多様なライフスタイルを送る現代人がそれぞれメインターゲットです。

友人が最近ラゲッジレーベルのブリーフケースを購入したのですが、「ポーターより重厚感があって、仕事で使うとちょっと気分が上がる」と言っていました。確かに質感が違うんですよね。

どう選ぶ?自分に合ったブランドの見つけ方

3つのブランドの違いがわかったところで、どう選べばいいのか考えてみましょう。

予算で選ぶなら 初めて吉田カバンのバッグを買うなら、ポーターの2万円台から始めるのがおすすめです。手に取りやすい価格でありながら、品質はしっかりしています。ポーターにも5万円くらいの商品がありますが、同じ価格帯ならラゲッジレーベルの方がより素材や仕様にこだわった作りになっているので、特別な一品を探しているなら検討してみてください。

デザインで選ぶなら シンプルで飽きのこないデザインが好きならポーター、ミリタリーテイストや個性的なデザインが好きならラゲッジレーベル、最新の機能とトレンドを求めるならPOTRがおすすめです。

用途で選ぶなら 日常使いやビジネスシーンなど幅広く使いたいならポーター、こだわりの一品として長く愛用したいならラゲッジレーベル、ワークライフバランスを重視した多様な使い方をしたいならPOTRが適しています。

私の場合、夫へのプレゼントはポーターのタンカーシリーズにしました。毎日使うものだからこそ、丈夫で使いやすく、飽きのこないデザインを選びたかったんです。結果的に大正解で、今でも気に入って使ってくれています。

吉田カバンの品質へのこだわり

どのブランドを選んでも共通しているのが、吉田カバンの品質へのこだわりです。

吉田カバンは創業以来、メイドインジャパンを貫き続けています。すべての製品が日本製で、海外製は一つもありません。縫製がしっかりしていてとても丈夫なのが特徴です。

創業者の吉田吉蔵が掲げた「一針入魂」という精神は、今も受け継がれています。職人一人ひとりが技術を活かし、高品質な鞄づくりに取り組んでいるんです。

実際に使ってみるとわかるのですが、ファスナーの滑らかさ、縫い目の美しさ、生地の丈夫さなど、細部まで作り込まれています。だからこそ、10年以上使い続けられるんですね。

よくある質問

Q1. ポーターとラゲッジレーベルは品質に違いがあるの?

どちらも吉田カバンの高い品質基準で作られているため、基本的な耐久性や縫製の丁寧さは同等です。ただし、ラゲッジレーベルは素材やパーツにさらにこだわった高級ラインという位置づけなので、使用している生地や金具などがより上質なものを採用しています。手に取ってみると、質感や重厚感の違いを感じられるでしょう。

Q2. POTRは他の2つのブランドと何が一番違うの?

POTRの最大の違いは「現代のライフスタイルに特化している」という点です。ポーターやラゲッジレーベルが長年愛されてきた定番的な魅力を持つのに対し、POTRはリモートワークや多様な移動手段など、今の時代の使い方を考えて設計されています。ワーケーションやマルチタスクな日常を送る人に特におすすめのブランドです。

Q3. 女性が使うならどのブランドがおすすめ?

ポーターにはユニセックスで使えるデザインが多く、実際に女性の愛用者も多くいます。また、「ポーターガール」という女性向けラインもあります。ラゲッジレーベルやPOTRも、シンプルなデザインのものは女性でも十分使えます。ただし、ラゲッジレーベルは比較的大きめのものが多いので、サイズをしっかり確認することをおすすめします。

Q4. 長く使いたいならどれを選ぶべき?

どのブランドも丈夫で長く使えますが、流行に左右されないという意味ではポーターのタンカーやラゲッジレーベルのライナーなど、ロングセラーのシリーズがおすすめです。これらは何十年も愛され続けているデザインなので、時代が変わっても古く感じません。実際、親子2代で使っている人もいるほどです。

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まとめ

ポーター、ラゲッジレーベル、POTRは、どれも吉田カバンが手がける高品質なブランドですが、それぞれ異なる個性を持っています。

ポーターは1962年誕生の主力ブランドで、シンプルで機能的なデザインが特徴。価格は2万円〜5万円程度と手に取りやすく、幅広い年代に支持されています。

ラゲッジレーベルは1984年誕生の高級ラインで、素材や縫製にこだわったミリタリーテイストが魅力。価格は2万円〜5万円程度、こだわり派の人に愛される一品です。

POTRは2022年誕生の新ブランドで、多様化する現代のライフスタイルに寄り添う設計が特徴。ワークライフバランスを重視する現代人に最適なバッグを提案しています。

どのブランドを選んでも、吉田カバンの「一針入魂」の精神が込められた、長く使える確かな品質が保証されています。自分のライフスタイルや予算、好みに合わせて、ぴったりの一品を見つけてくださいね。

私も次に買うときは、子供の成長に合わせて収納力のあるPOTRを試してみようかなと考えています。長く使えるものだからこそ、じっくり選びたいですよね。